ファルコン植物記(1580)七夕飾りに使われる<ササ>
7月
7日
空き地に<ササ>が生い茂り、昆虫などがたまに葉の上で休憩していますが、<ササ>自体は品種名の確定が難しく、いまだ取り上げていませんでした。
<ササ(笹)>は、<竹>に似たイネ科タケ亜科の小型の植物で、両者の区別がつきにくく、この群は<竹・笹・バンブー>と大きく3つに分けられます。
<バンブー>は、地下茎が横に伸びずに株立ちとなり大型で、熱帯地域に分布しています。
<竹>は、地下茎が横に伸び、茎葉当社は鞘(皮)に包まれていますが、成長するとその基部から外れて節があらわになります。また約120年周期で花が咲き、その後枯れ死してしまいます。
<笹>は、<竹>と同じで地下茎が横に伸びますが、茎を包む鞘(皮)がはがれずに、枯れるまで残っており、開花は40~60年周期で訪れて花後に枯れ死してしまいます。
また<竹>の葉は格子目がありますが、<笹>は縦に走る平行脈からも区別ができます。
投稿日 2015-07-07 07:59
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2015-07-08 06:26
ワオ!と言っているユーザー