草むら内に隠れているのが多い「キリギリス」は、バッタ目(直翅目)キリギリス科キリギリス属の昆虫で、日本には現在「ハナナガキリギリス」・「ヒガシキリギリス」・「ニシキリギリス」・「オキナワキリギリス」の4種が分類されています。
大きく二分割にされています「ヒガシキリギリス」や【ニシキリギリス】の分類ですが、地域により形態的・生態的に多様な個体群が知られ、とりあえず「地理的変異」として扱われており、将来的にはまた新しい名称の「キリギリス」が出てくるかも知れない、未解明な種です。
背中が平たく、側面に白と黒の線があるのが「キリギリス」の幼虫の特徴で、良く似た体形の同じキリギリス科の
「ヤブキリ」 は背中に茶色の帯が1本走るだけです。