ファルコン昆虫記(608)脱皮後の【ヤブキリ】(8)
5月
27日
写真右上の葉裏に、脱皮した抜け殻が見て取れると思います。
バッタ目(直翅目)キリギリス科ヤブキリ属の昆虫で、その名称通り「薮」に棲んでいるキリギリスの意味が名の由来です。
土中に産卵された卵は、二度の冬を越して4月頃に孵化、2カ月ほどの間に通常6回ほどの脱皮を経て、体長45~55ミリほどの成体になります。
若齢幼虫は丸みを帯びた顔つきですが、終齢幼虫になるころには肉食性も強まり、顔の半分が大顎に変化します。