ファルコン昆虫記(588)ネットフェンスに【タケカレハ】の幼虫
5月
5日
チョウ(鱗翅)目カレハガ科カレハガ亜科に分類される蛾で、日本全国に分布しており、成虫は茶色い枯葉のような翅に、黄色っぽい小さな紋があり、開帳40~50ミリほどです。
幼虫は最終的に60ミリほどの体長になりますが、長い毒針毛の束を頭部付近と尾部付近に一束ずつ持ち、幼虫のときだけではなく蛹にも毒針毛があります。
背面に茶黄色の筋模様が入り、その両側に2本の黒点列が入ります。
幼虫で越冬、4月頃から接触開始、6月頃に蛹となり、成虫は6~7月、および9~10月の年2回発生します。