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- ファルコン植物記(1451)白い花【フィーバーヒュ】
茎や葉を薬や染料に利用できるハーブのひとつで、茎には薬臭い香りと強烈な苦みを持つ【フィーバーヒュ】です。
キク科タナセツム(ヨモギギク)属の越年草もしくは多年草で、西アジア・バルカン半島を原産地として、日本には明治時代に渡来、和名としては「ナツシロギク(夏白菊)」です。
当時の学名が「マトリカリア」でしたので、園芸業界ではまだ古い名称で流通しているようで、本来の「マトリカリア属」は、「ジャーマン・カモミール」などが有名です。
16~17世紀のヨーロッパでは薬草として栽培されていましたが、今では花を楽しむ草花として普及しています。
【フィーバーヒュ】という名称は解熱効果に優れているところから、「熱を下げる」という意味の「フィブリフュ-ガ」が訛ったと言われています。
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