来る9月27日(土)から、京都市内の「京都芸術センター」や「京都芸術劇場 春秋座」を含めた5会場で、<KYOTO EXPERIMENT(京都国際舞台芸術祭)2014>が開催されます。
写真は、そのパンフレットなのですが、これが書籍と呼べるほど立派な装丁で、出演者の紹介が<日・英>文で詳しく解説されていて読み応えがありました。
特にプログラムディレクター<橋本裕介>の「チケッ料金」に関する文章には、いたく感心しましたので紹介したいとおもいます。
・・・「チケットの対価は作品の価値でなく、会場やフェスティバルの基本的な運営に対して支払われる入場料」と位置づけたいです。(中略)このフェスティバルを運営する実行委員会は、様々な組織から多くの金銭的支援を受けています。それは国際的なフェスティバルを実施するためであり、また、新しい作品を創造するサポートです。だとすれば、遠方から来るアーティストの旅費や作品制作にかかる費用をチケット料金に加味することは、厳密に言うと受け取っている金銭的支援の趣旨に反します。
<橋本氏>の言わんとする<観劇の価値は、それぞれの観客の内側に生み出されるものであってほしい>ものであり、感激の価値を「チケット料金」という金銭の対価から切り離したいという思いがよく伝わる文一文でした。
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投稿日 2014-09-24 16:43
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2014-09-24 22:02
ワオ!と言っているユーザー