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- ファルコン昆虫記(459)【セスジスズメ】(2)の終齢幼虫
成虫はステルス型の翼形状をした茶色の体色で、前翅の中央に褐色の帯が入り、背部には2本の淡い茶色の筋が縦に入っています。
チョウ目(鱗翅目)スズメガ科の「蛾」に分類され、若い4齢幼虫は 黒色の体色 ですが、終齢(5齢)幼虫になりますと茶褐色になり、背中に横筋が入り、両わき腹に7個の<眼状紋>が目立ちます。
スズメガ科の幼虫の共通の特徴として、尾部に<尾角>と呼ばれる突き出た器官がありますが、刺すこともなく毒もありません。
【セスジスズメ(背筋雀)】の幼虫は、作物の葉を食い荒らす害虫で食欲旺盛、数日で数倍の大きさに成長し、80ミリを超える大型のイモムシです。
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