ファルコンシェフ(98)【三日月うどん】
3月
12日
月の風情を丼鉢の中に見立てるためには、本来は「叢雲」や「ススキ」に見立てた<海苔>や<とろろ昆布>を敷いてから、生卵を割り入れるのが正式な【月見うどん】の調理です。
わたしは、最初は生卵と出汁が混ざることなく、おいしいうどんの出汁だけの味を楽しみたいので、白身がやや固まり黄身が半熟状態になるように出汁で煮てから盛り付けます。
写真のように白身が「雲」、黄身が「月」の景色として、ちょうど三日月ぐらいになる状態が、黄身と出汁が混ざらずにいただける頃合いで、茹で加減のタイミングが見逃せない調理になります。
投稿日 2014-03-12 12:42
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2014-03-12 22:08
ワオ!と言っているユーザー