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神戸:ファルコンの散歩メモ

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今年の読書(80)『こっちへお入り』平安寿子(祥伝社文庫)

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今年の読書(80)『こっちへお...
33歳の独身OLとして、会社でふがいない部下を持ちストレスが溜まる<吉田江利>は、大学時代からの友人<友美>が出演するという落語の発表会を観に行きます。

それぞれの職業を持ちながら落語に打ちこんでいる人たちと打ち上げを楽しんでいるうちに、<江利>も落語に興味を持ち、主催者である<楽笑>の教室に通い落語にのめり込んでゆく姿が、<江利>の家族問題や<友美>の恋愛問題を絡めながら描かれています。

人情落語の面白さを、現実の生活と比べながら、またそれぞれの登場者たちの人生観も描かれており、人生訓的な要素もたっぷりでした。

文中、誰でもが知っている『寿限無』をはじめ、多くの「噺」が登場、また落語家達の特徴も良く描かれており、落語の「粋」を感じさせてくれる一冊でした。
#エッセイ #コラム #本 #詩 #読書

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内倉憲一
内倉憲一さんからコメント
投稿日 2013-06-26 02:19

カバーがいいですね。

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ファルコン
ファルコンさんからコメント
投稿日 2013-06-26 15:15

一応、日本の伝統芸能でしょうか、面白い世界ですね。

ワオ!と言っているユーザー

birdy
birdyさんからコメント
投稿日 2013-06-26 07:03

ファルコンさんにしては珍しいジャンルじゃないですか?

ワオ!と言っているユーザー

ファルコン
ファルコンさんからコメント
投稿日 2013-06-26 16:11

いえいえ、落語も大好きな分野ですよ。(笑)

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