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神戸:ファルコンの散歩メモ

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『果断:隠蔽捜査2』今野敏(新潮文庫)

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『果断:隠蔽捜査2』今野敏(新...
共に映画化されましたが、『半落ち』横山秀夫、『笑う警官』佐々木譲など、「刑事」を主人公とする両作家の作品は、どれも安心して読める小説です。
最近、この「刑事・警察」を主人公にした小説が多く発売されているようで、まったく違う職業分野として興味深く読んでいます。

『ストロベリーナイト』誉田哲也、『公安捜査』濱田文人、『刑事の十字架』西川司、『警視庁心理捜査官』黒崎視音等も、同一主人公を据えてのシリーズとして目が離せません。

今回の『果断:隠蔽捜査2』は、「山本周五郎賞」と「日本推理作家協会賞」をダブル受賞した作品で、本格警察小説として、一気に読みきりました。
主人公の警察署長を中心に、警察組織自体の考え方・行動を非常に上手くとらえています。

この本を含めてですが、なぜ「刑事・警察」モノに興味を引かれるのかと考えれば、ミステリーの要素は勿論大事な部分ですが、それぞれの登場人物の性格設定、人間性が緻密に計算された作品が多いのに気づきました。

刑事モノと分類するのは、音楽のジャンルを分けるのと同じ行為であまり意味がありません。
たまたま舞台が「警察」だということにすぎず、「心」に響くかどうかが大切なように思えます。
#エッセイ #コラム #本 #詩 #読書

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エメラルド
エメラルドさんからコメント
投稿日 2011-11-01 07:01

音楽と同じく、良い物は良いということでしょうか。(^▽^)

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ファルコン
ファルコンさんからコメント
投稿日 2011-11-01 17:30

ジャンル分けをしてはいけないと思いながら、「刑事・警察」モノとして紹介したじぶんへの反省の言葉です。(汗)

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birdy
birdyさんからコメント
投稿日 2011-11-01 14:47

原作はなかなか読めないけど、TVドラマのサスペンス、大好きです。
今週末のNHK土曜ドラマ、東野圭吾の「使命と魂のリミット」が楽しみ!

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ファルコン
ファルコンさんからコメント
投稿日 2011-11-02 17:08

逆にテレビを見ませんので、番組のことは??です。(笑)
いいドラマであるように、願っていますね。

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