私が住んでいる所の家庭ゴミの収集日は、火曜日と金曜日の週2回です。
収集車がゴミを回収に来た後、町内で順番に黄色いカラスネットを折りたたむ作業と、あとの掃除を行います。
2か月に一度程度の順番ですが、開発後40年を超えた住宅団地では、住んでいる人たちが高齢化しており、亡くなられたり子供さんのお家に引っ越しをされたりする方が多く、以前より順番が来るのが、早くなってきています。
お年寄りには大きなカラスネットをたたむ作業も、難しいと思います。
いつまでもこの順番の当番制がいいものかどうか、今から考えておかないといけないのではと考えながら、本日当番の後片付けをしておりました。
ベルリン映画祭金熊賞受賞作『出発』(1967年)や『早春』(1970年)、『ザ・シャウト/さまよえる幻響』(1977年)といった異色作で知られるポーランドの<イエジー・スコリモフスキ>の17年ぶりの監督作『アンナと過ごした4日間』が、2009年10月17日より公開されます。
ポーランドの寂れた地方都市に住む中年男性の「レオン」は、病院の火葬場で働きながら年老いた祖母と暮らしていました。ある日釣りに出かけた「レオン」は、看護婦の「アンナ」が何者かにレイプされているのを目撃してしまいます。
急いで警察に通報しますが、犯人だと誤解されて自分が捕まってしまいます。やがて釈放されますが、「レオン」は「アンナ」に恋心を抱いてしまったため、自分の家から見える彼女の部屋を監視するようになります。しかし「レオン」は病院での仕事を失ってしまい、遂に「アンナ」に睡眠薬を盛って彼女の部屋に忍び込みます。
第21回東京国際映画祭で、審査員特別賞を受賞した作品です。
私立探偵<スペンサー>シリーズとして、 『冷たい銃声』 に次ぐ作品が本書です。
ボストン郊外の私立のハイスクール「ダウリング校」で、二人組による銃の乱射事件があり7人が死亡、逮捕されたのは生徒の<ジェレド>と<ウェンデル>でした。
<スペンサー>は<ジェレド>の祖母からの依頼で、孫の事件の濡れ衣を晴らしてほしとの依頼に調査を始めていきます。
現地に赴き聞き取りを始めますが、警察を始め学校関係者、両親までもが事件に幕を下ろしたがっている印象を感じながら、持ち前の粘り強さで事件の真相を探り出していきます。
恋人の<スーザン>は学会の講演で不在のなか、愛犬<パール>との寂しげな会話が印象に残る一冊でした。
世界三大造園木の一つに、ヒマラヤスギがあります。
スギと名が付いていますがマツ科の木で、やはり普通の松と同様に、松ぼっくりが出来ます。
手の届かない高さの所に密集して実を作りますので、眺めて見るだけですが、さてこの数ある実の内、何個が新しい芽ぶきをするのかなと眺めておりました。
パレスチナ問題を扱ったコメディ『D.I.』で第55回カンヌ国際映画祭(2002年5月26日)審査員賞および国際映画批評家連盟賞を受賞した<エリア・スレイマン>監督が、フランス・イギリス・イタリア・ベルギー合作として、イスラエルで生きるパレスチナ人家族を父と息子の2代に渡って描いた半自伝的ドラマ『時の彼方』が、2009年10月18日より全国で公開されます。
ナザレ降伏前の1948年から1970年、1980年を経て現在に至るまで4つの時代ごとの家族の姿を通し、イスラエル建国から現代に及ぶパレスチナ史を浮かび上がらせていきます。
現代パートには成長した息子役として<スレイマン>監督自身が出演しています。
観光地の売店形式のオープンな食堂で、うどんを食べようかと覗いてみましたら、なんと割り箸10円との表示が目に入りました。
うどんの定価とは別に払わなければいけないのかなと、おばちゃんに確かめました。
帰ってきた返事は、行楽客の人たちが、箸を忘れたとのことで、断りも無く、当然のように割り箸を何膳も持ち去るとか。
割り箸代とはいえ、塵も積もれば何とかで、営業しているお店としてむげに断ることもできず、苦肉の対策のようです。
私など、手づかみという最終手段もあると思うのですが、いかに厚かましい人たちが多い世の中なのかと驚きでした。
主人公の<北原十和子>は33歳、8年前に別れた<黒崎俊一>が忘れられず、15歳年上の<佐野陣冶>ともう6年も一緒に暮らしていますが、彼は犬食いで不潔、下品で卑屈な性格で、地位もお金もない工務店勤めをしています。
ことあるごとに<十和子>は彼を罵り足蹴にしていますが、そんな折、壊れた腕時計の修理のトラブルでデパートに勤める<水島真>と関係を持ち、男の甘い言葉になおさら<陣冶>を疎ましく思い始めます。
前後して<黒崎>が3年前から行方不明になっているのを刑事の訪問で知り、<十和子>は、<陣冶>が彼を殺したのではないかと疑い始めます。
最後に待っているのは、読者の予想を覆す事件の真相で、<陣冶>が見せる<十和子>への「愛」の形に驚愕せざるを得ません。
お膝元の湊川神社では、早くも七五三のお知らせ看板が挙げられており、内容を見て、「ギョッ」としました。
なんと五歳男児の鎧兜のパックが45000円だとか…。
子供の成長を祝い、長寿の願いの行事でしょうが、余りにも高額なお払い料に疑問を感じてしまいました。
一人っ子が多いので、お金をかける親御さんや祖父母さんがおられるのだと思いますが、それにしても「ギョッ」とする金額で、ちなみに紋付袴の着付けセットで、39000円です。
神からも見放される格差社会が、神社でもあるのかと感じるのは、私だけのひがみでしょうか。
お昼ご飯を食べようと、お店の玄関を開けるときに、足元の盛り塩の形が目に留まりました。
多くの飲食店の店先には、この盛り塩がよく置かれていますが、ほとんどがそのまま盛っているか、円錐形が多い中、三角錐の形でしたので、足が止まってしまいました。
盛り塩に正式な形があるのかどうかは知りませんが、手間のかかる形に整えられている大将の心遣いが、にくいなと感じました。
携帯電話の普及で、町中に公衆電話が少なくなって来ています。
また、電話機に対するイタヅラも多いようで、今後ますます設置される箇所が限られてくるでしょう。
たまたま公衆電話の前を通りかかりましたら、受話器が外されたままになっていました。
「また誰かのイタヅラなのか」と思い、フックに掛けますと10円玉が返却口に落ちてきました。
ありがたく小銭入れに仕舞い込みました。いいことをすれば、思わぬことがあるもんですね。
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