薬種問屋「鳳仙堂」の<貞吉(のちの利兵衛)>は、丁稚奉公の末、主人<喜兵衛>の一人娘<おみよ>の婿養子となり、地道に商売を続けていましたが、長男<利一郎>は賭場の借金で勘当され、今は<伊佐次>と名を改め代貸として賭場を仕切っています。
ある日偶然に<伊佐次>が見かけた父<利兵衛>は元気がなく、気になりながらも声をかけずに通り過ぎた翌日、父は大川で水死体となり発見されます。
事故か事件かわからないまま、葬儀の当日「鳳仙堂」に10年ぶりに出向いた際、店を継いでいる弟<栄次郎>から「龍氣散」なる薬を「天命堂」から押し付けられていることを知り、父の死の原因ではないかと動き出します。
父と子、兄と弟、面倒を見てくれている貸元の<弥平>のかかわりを通して、己の人生を見つめ直す<伊佐次>の心の機微が、鮮やかに描かれている一冊でした。
阪急三宮駅西口に近い所に、中華料理【東方食堂】が今年の7月5日に開店しています。
焼餃子(199円)、五目チャーハン(399円)、中華丼(420円)等、【王将】に負けない値段で食事が出来る中華料理店です。
特筆すべきことは、繁華街に近いこともあり、24時間営業というのに驚かされます。
11:00〜15:00の時間帯がランチタイムで、日替わり定食(650円)があります。
本日は「八宝菜定食」でしたので、迷わず入店です。
リーズナブルな割りには、店内は落ち付いた雰囲気ですの、老若男女を問わず賑わっているお店です。
八宝菜は鳥ガラ系の味付けではなく、オイスター系の味付けですので珍しい具材のマッシュルームがとてもよく合っていて印象的でした。
玉子スープも、茶碗蒸しかと見間違うほどのとき玉子の量で、楽しめました。
「ザーサイ」と「食べるラー油」も取り放題で置かれていますので、定食のご飯の無料のお替り、これだけでも1膳は食べれそうです。
3階の事務所の部屋で打ち合わせをしていましたら、離れたビルの屋上に黒ネコを見かけました。
身が軽いなぁと驚きもせず、そのまま話しこんでおりました。
打ち合わせが終わり、ふと同じビルを眺めますと、同じポーズのままの黒ネコです。
不思議だなぁと眺めていますと、「あれ、ハト除けの置物ではないでしょうか」と教えていただきました。
これは面白いと思い、デジカメの最大ズームで拡大しますと、なんとテレビアンテナのケーブルを巻き付けているだけで、その形がネコが顔を上げている形にそっくりだったのです。
相手の方も「えっ、そうだったんですか」と失笑されていました。
偶然の形とはいえ、肉眼では黒ネコとか見えませんでした。
JR神戸駅前の閉店していた「みずほ銀行」が、サンウェーブのショウルームに変わっているのを眺めながら、今日のお昼ご飯は【ふじ】に行きました。
5年ほど前迄は、この近辺で事務所を構えておりましたので、日替わりのおかずが楽しみで、散歩がてらよく出向いておりました。
今回の日替わり定食は、「きつねうどんとチキンカツ」(700円)です。
お店の特徴として、漬物(3種類)と塩昆布が席に置かれていますので、好きなだけ取れるのがありがたいサービスです。
久しぶりの顔出しでしたが、大将もおばちゃんも昔のままの雰囲気で安心しました。
そういえば、当初顔出した頃の日替わり定食は(550円)だと記憶していますが、20年以上も経てば値上がりは仕方ないですね。
体も温まり、お腹一杯で、お店を出てまいりました。
JR神戸駅南側にありますクリスタルホールで、毎年開催されています「著名芸術家と名士作品展」の案内ハガキが届きました。
歳末助け合いチャリティーで、美術品の展示即売会作品の入札が行われ、売り上げは募金として県内の福祉施設や障害者団体に援護助成金として贈られています。
この展示会の一番の人気は「サイン色紙」です。
有名無名にかかわらず、すべて1枚(500円)なので、初日の奪い合いのすごさを見てからは、時間を遅らせて会場に入るようになりました。
過去最大の奪い合いは「イチロー」のサイン色紙でしたね。
入札作品も、何回か札を入れていますが、落ちません。
毎年、八代亜紀さんや吉永小百合さんをお目当てに出向きますが、よほどのファンがいるのでしょう、落札の案内は届きません。
目の保養を兼ね、今年も気にいる作品があればいいなと、混雑する朝一番の時間帯は避けて覗いてみるつもりです。
<磯田道史>原作のベストセラー『武士の家計簿「加賀藩御算用者」の幕末維新』を、<森田芳光>が監督を務めた異色時代劇『武士の家計簿』が、2010年12月4日より全国で公開されます。
代々加賀藩の財政に携わり〈そろばんバカ〉と呼ばれた下級武士が、妻の支えを得ながら一家、そして藩の財政を切り盛りしていく姿を描いています。
主演は、『南極料理人』の<堺雅人>、彼の献身的な妻役に『ごくせん』シリーズの<仲間由紀恵>が演じ、先行き不透明な現代にも通じる、幕末維新の激動の時代をたくましく生き抜いた主人公一家の姿が生き生きと再現されています。
主人公の「直之」に<堺雅人>、「直之」の妻に<仲間由紀恵>、「直之」の母に<松坂慶子>、<草笛光子>、<中村雅俊>、<西村雅彦>らが名を連ねています。
ドライフラワーは自然乾燥させたものですが、この<ブリザーブドフラワー>は、有機溶剤を持ちいて生きた花と遜色なく保存させたものです。
10年以上保存が出来ますし、生花と違って花粉アレルギーが出ない、水が要らないなどの特徴が売りのようです。
ウエディングブーケやテーブルフラワーとして利用されるのは、瑞々しい花の感触が生きていますのでいいと思うのですが、これを仏壇に仏花として飾るのは、いささか気が引けてしまいます。
仏花も値段的にバカになりませんが、故人を偲ぶ気持ちさえあれば、たとえ野の花であろうと十分だと思うのですが、取り換える必要がない仏花、売れているのか気になります。
歩道脇に、駐車禁止の区域にも関わらず、並んで駐車している自動車たち。
眺めながら歩いておりますと、<放置車両確認機関 使用車両>と書かれた黄色い紙を貼ってある車と遭遇いたしました。
公印もな何も書かれていない、単なる手書きの紙です。このような団体があることさえ知りませんし、廻りを見回しても、それらしき人物が取り締まっている様子も確認できません。
一般通行人の目をごまかすために貼られているとしか考えられません。
目の前には駐車場もあり、なんだか悲しげな行為です。
香腸(腸詰め)を食べたくなり、【仙草】さんに顔出しです。
甘みのある「これぞ肉だ」という感じで、ネギと一緒に味わいますと、至福のひと時です。
香腸のときは、やはりビールではなくて紹興酒が似合います。
1杯(700円)と値がはる紹興酒ですが、まったりとした喉ごしは、さすがに年代物の味わいがします。
〆は中華丼(680円)、具材の種類が多くて、これも満足の一品です。
ママサンの上品な味わいの料理、今日もおいしく頂いて来ました。
知人の調理人さんが、金曜日の夜だけ彼の先輩のお店【八千代】の手伝いをしています。
まだまだ飲食店としては、金曜日が忙しいのかな。
知人からは、「うちのお店、高いですよ」と聞いておりましたが、「まっ、ご祝儀だ」と思い出かけました。
メニューを見ておりましたが、なるほど高級店の値段です。
いいなと思ったのは、ガシラの煮付け(1500円)、トロの刺身(2500円)、のどぐろの塩焼き(2800円)、オコゼの造り(5500円)という値段が書かれておりました。
取りあえず、「たこの酢みそ」(700円)で、様子見です。
もう一品ぐらいは注文しないといけませんが、一人で握り寿司をつまむのも面白くなく、さて何を頼むか困ったぞ。
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