日経平均株価(3月4日)@終値40109円23銭
3月
4日
4日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、午前終値は前週末比316円01銭(0.79%)高の4万0226円83銭でした。株価として初めて4万円台に乗せ、1日に付けました最高値「3万9910円82銭」を上回っています。
前週末の米ハイテク株高を受けて東京市場でも値がさの半導体関連などが買われて相場を押し上げました。
前週末に発表の米国の景気指標となる1月の米個人消費支出(PCE)物価指数が市場予想を下回ったことを背景に、景気減速懸念が強まっています。米連邦準備理事会(FRB)による利下げへの期待が再び強まり、米株式市場ではハイテク株が買われました。東京市場でも値がさの半導体株が買われた。前引け時点では東エレクとアドテストの2銘柄で日経平均の指数を170円ほど押し上げています。
今週末8日には株価指数先物とオプション3月物の特別清算指数(SQ)の算出を控えています。日経平均が心理的な節目の4万円を上回ったことをきっかけに売り方が損失回避(デルタヘッジ)の先物買いを入れ、相場を押し上げている面も出ているようです。
終値は続伸し、前週末比198円41銭(0.50%)高の4万0109円23銭で終えています。初めて4万円台に乗せ、1日に付けた最高値を更新しています。