『レオン』(1994年)の監督や『トランスポーター』(2002年)シリーズの<リュック・ベッソン>の監督作『ANNA/アナ』が、5月8日(金)から東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国でロードショー公開されますが、予告編が解禁されています。
本作は1990年を舞台に、ソ連の諜報機関KGBによって造り上げられた最強の殺し屋「アナ」の闘いを描くアクションエンタテインメントです。モデルやコールガールなど複数の顔を持つ主人公「アナ」は、明晰な頭脳とトップクラスの身体能力を駆使し、国家間の争いを左右する一流の暗殺者へと進化を遂げていきます。そんな中、CIAの巧妙な罠にはめられた彼女は、CIA捜査官「レナード」からある取引を迫られます。
「アナ」を、ロシア出身のスーパーモデルの<サッシャ・ルス>(27)が演じたほか、殺し屋として「アナ」を育てたKGBの上司「オルガ」役は、『クィーン』(2006年)で『第79回アカデミー賞』主演女優賞を受賞した<ヘレン・ミレン>、「アナ」を支える同胞「アレクセイ」役で『ホビット』シリーズや 『美女と野獣』 の<ルーク・エヴァンス>が出演。「レナード」に『ダークナイト』シリーズの<キリアン・マーフィ>が扮しています。<リュック・ベッソン>は脚本と製作も兼任しています。
<永島敏行> <榎木孝明> <鹿賀丈史>
『わたしは光を握っている』 (2019年・監督:中川龍太郎)の<松本穂香>(23)の主演作 『みをつくし料理帖』 に<永島敏行>、<榎木孝明>、<鹿賀丈史>が出演していることが公表されています。
<髙田 郁>の時代小説シリーズをもとにした本作は、大洪水によって両親を亡くした「澪」を主人公とする物語。江戸のそば屋・つる家の店主である「種市」に助けられ、料理人として働く彼女の成長や、幼なじみ・「野江」との友情が描かれていきます。<松本穂香>が「澪」、<奈緒>が「野江」を演じるほか、<中村獅童>、<窪塚洋介>、<衛藤美彩>らが共演に名を連ねています。
<永島敏行>が演じるのは、「野江」が「あさひ太夫」として身を置く翁屋の楼主「伝右衛門」。将軍の食事を取り仕切る御膳奉行「駒澤」を<榎木孝明>、“おかず番付”で大関として君臨する料亭・日本橋登龍楼の店主である「采女」を<鹿賀丈史>が演じています。
<角川春樹>(78)がメガホンを取った『みをつくし料理帖』は、2020年秋に全国で公開される予定です。
人気アニメ「デジモン」シリーズの20周年を記念して製作された<田口智久>監督の劇場版『デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTHION絆』が、2020年2月21日より全国で公開されます。
1999年放送のテレビシリーズから始まった、「八神太一」とアグモンら〈選ばれし子どもたち〉とパートナー「デジモン」たちの成長と絆を描いた「デジモンアドベンチャー」シリーズの劇場版で、大学生になった「太一」たちが、再び起こった世界の異変に立ち向かいます。
また、2000年放送のテレビシリーズ第2作『デジモンアドベンチャー02』の〈選ばれし子どもたち〉である「本宮大輔」らも成長した姿で登場しています。
「太一」とアグモンたちが出会い、デジタルワールドを冒険した夏から10年以上がたった2010年。世界中の〈選ばれし子どもたち〉の周囲で、ある事件が起こり始めます。その原因が「エオスモン」と呼ばれるデジモンにあることを知った「太一」たちは、「エオスモン」との戦いに身を投じますが、その中でアグモンたちの〈進化〉に異変が起こります。
『美しき棘』の<レベッカ・ズロトブスキ>監督が、16歳の少女が体験する刺激的な夏をつづった『わがままなヴァカンス』が、2020年2月21日より公開されます。
カンヌで暮らす少女「ナイーマ」は、帰省中の従姉「ソフィア」と夏休みを過ごすことになります。普段はパリで暮らす22歳の「ソフィア」は、高級ブランド品を身にまとい肉感的な体つきで男を虜にする魅力的な女性になっていました。
別荘地でのグループディナーや高級クルーズなど、初めての大人の世界で刺激的な経験をする「ナイーマ」でした。
ランジェリーデザイナー、モデルとして活躍する<ザヒア・ドゥハール>が「ソフィア」役、「ナイーマ」に<ミナ・ファリド>、「フィリップ」に<ブノワ・マジメル>、「アンドレ」に<ヌーノ・ロペス>、「カリプソ」に<クロティルド・クロー>などが名を連ねています。
『スーサイド・スクワッド』(2016年・監督: デヴィッド・エアー)に登場して世界的に人気を集めた<マーゴット・ロビー>(29)演じる「ハーレイ・クイン」が主役のアクション映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』が、全米ではすでに2月7日から公開され、公開初日からの3日間で約3325万ドル(約36億2425万円)の興行収入を記録し、初登場1位を獲得する幸先いいスタートを切っていますが、日本では2020年3月20日(金・祝)から全国で公開されます。
昨年、世界的に大ヒットした映画 「ジョーカー」 の関連作品で、同作には登場しなかったジョーカーの元恋人「ハーレイ・クイン」が今作の主人公です。すべての束縛から解放されて覚醒した「ハーレイ・クイン」。モラルのない天真爛漫な暴れっぷりで街中の悪党たちの恨みを買う彼女は、謎のダイヤを盗んだ少女「カサンドラ」(エラ・ジェイ・バスコ)をめぐって、残忍でサイコな敵「ブラックマスク」と対立。その容赦のない戦いに向け、「ハーレイ」はクセ者だらけの新たな最凶チームを結成します。
<マーゴット・ロビー>が自身の当たり役となった「ハーレイ・クイン」に再び扮し、敵役となる「ブラックマスク」を<ユアン・マクレガー>が演じています。
「ハーレイ・クイン」がキレキレの格闘を見せるシーンでは、『ジョン・ウィック』(2014年)シリーズ監督の<チャド・スタエルスキ>が監修を務めています。それだけに、見ごたえ抜群のアクションが楽しめます。監督は、初長編作『Dead Pigs』(2018年)がサンダンス映画祭で注目された新鋭女性監督<キャシー・ヤン>が務めています。
<ダニエル・シュミット>や<アラン・タネール>らと並び、ヌーヴォー・シネマ・スイスの旗手のひとりとして知られる名匠<フレディ・M・ムーラー>(79)が1985年に発表し、ロカルノ国際映画祭でグランプリにあたる金豹賞を受賞した『山の焚火』です。
アルプスの雄大な自然に囲まれた地で、ほぼ自給自足の生活を送る4人家族。10代半ばのろう唖の弟(トーマス・ノック)は、その不自由さに時にいらだちながらも、両親や姉の愛情を受けて健やかに育っています。
ある日、故障した草刈り機に腹を立てた弟は、それを投げ捨てて父の怒りを買ってしまいます。家を飛び出した彼は、山小屋で1人で暮らし始めるのですが、姉ベッリ(ヨハンナ・リーア)はそんな弟を心配して食料などを届け、2人は山頂で焚火を囲みながら楽しい時間を過ごします。やがて、姉の妊娠が発覚します。ギリシャ悲劇を題材にした感動的な名作。
日本では1986年8月2日に劇場初公開。『山の焚火』(デジタルリマスター版)はフレディ・M・ムーラー特集「マウンテン・トリロジー」(『我ら山人たちー我々山国の人間が山間に住むのは、我々のせいではない』・『緑の山』)の三部作の1本として2020年2月22日(土)より東京・ユーロスペースほか全国で順次リバイバル上映されます。
17歳の高校生ルースの姿を描いた『Luce』は、アメリカで2019年1月27日に公開されていますが、日本では『ルース・エドガー』の邦題で、5月15日(金)より東京・ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で公開されます。
<J・C・リー>の同名戯曲『Luce』を映画化した本作は、誰からも愛される完璧な優等生「ルース・エドガー」の姿を通して人間の本質、アメリカの理想と現実をえぐるサスペンスドラマです。
アフリカ系の移民であり、白人の養父母に育てられた「ルース」は、第44代アメリカ合衆国大統領「バラク・オバマ」の再来とも称される模範的な若者です。そんな「ルース」はある課題のレポートをきっかけに、アフリカ系の女性教師「ウィルソン」と対立。危険な過激思想に染まっているという疑念を抱かれたことで、彼の順風満帆の日常が大きく揺らいでいきます。
ホラー映画 『イット・カムズ・アット・ナイト』 (2017年・監督 トレイ・エドワード・シャルツ) ・ 『WAVES/ウェイブス』(2019年・監督:トレイ・エドワード・シャルツ:日本2020年4月10日公開)の<ケルビン・ハリソン・ジュニア>(26)が「ルース」を演じたほか、女性教師「ウィルソン」に 第90回アカデミー賞4部門受賞の 『シェイプ・オブ・ウォーター』 (2017年・監督:ギレルモ・デル・トロ)の「ゼルダ・フラー」役を演じた<オクタヴィア・スペンサー>(47)、愛する息子への思いがけない疑念に動揺する養父母「エドガー」夫妻に<ナオミ・ワッツ>(51)と<ティム・ロス>(58)が扮しています。
監督は『クローバーフィールド・パラドックス』(2018年)で知られるナイジェリア出身のアフリカ系移民である<ジュリアス・オナー>が務めています。物語の舞台バージニア州アーリントンで育った<ジュリアス・オナー>は、オバマ前大統領の時代に上演された原作戯曲に感銘を受け、監督・製作・共同脚本を担っています。
左上<佐久間由衣> 左下<奈緒>
『ポトスライムの舟』(2009年)で第140回芥川賞を受賞した作家<津村記久子>(42)のデビュー作であり、第21回太宰治賞を受賞した小説『マンイーター』(2005年単行本刊行に際し『君は永遠にそいつらより若い』に改題)の映画化が発表され、<佐久間由衣>(24)と<奈緒>(25)が共演します。
本作の主人公は、児童福祉職に就くことが決まっている卒業間近の大学生「堀貝佐世」。身長170cm超で処女の彼女は周囲から変わり者とされていますが、本人はあまり自覚していません。アルバイト先と大学と下宿を行き来し、友人と怠惰な日常を過ごす中で、「堀貝」は同学の「猪乃木楠子」と知り合います。そんなある日、「堀貝」の友人の友人である「穂峰」が自殺。「堀貝」を取り巻く日常の陰に潜んでいた、「暴力」と「哀しみ」が顔を見せ始めていきます。
「堀貝佐世」役で<佐久間由衣>、「猪乃木楠子」役で<奈緒>が出演。『あかぼし』(2012年) ・ 『スプリング、ハズ、カム』 (2016年)の<吉野竜平>(38)が監督と脚本を担当しています。撮影は2020年春に行われ、公開は2021年となる予定となっています。
<志賀晃>の同名ミステリー小説を映画化し、<北川景子>主演でヒットしたサスペンス 『スマホを落としただけなのに』 (2018年11月2日公開)の続編として『スマホを落しただけなのに 囚われの殺人鬼』が、2020年2月21日から全国で公開されます。
<中田秀夫>監督(58)が再びメガホンを取り、前作に登場した<千葉雄大>(30)演じるトラウマを抱えた刑事「加賀谷学」を主人公に、あの連続殺人事件から数カ月後の新たな事件が描かれています。
長い黒髪の女性ばかりが狙われた連続殺人事件の解決から数カ月後。同じ現場から新たな身元不明の死体が発見されました。捜査にあたる刑事「加賀谷学」は、かつて自分が逮捕した連続殺人鬼「浦野善治」のもとへと向かいます。獄中にいる「浦野」が口にしたのは、「浦野」が師と仰ぐ「M」というダークウェブ上に存在する謎の人物でした。
一方その頃、「加賀谷」の恋人である「松田美乃里」に謎の男の影が迫っていました。前作に引き続き「浦野」役を<成田凌>が演じ、「乃木坂46」の<白石麻衣>(27)が新たなヒロインの「美乃里」に扮するほか、<鈴木拡樹>、<井浦新>らが共演。前作の主役カップルを演じた<北川景子>と<田中圭>も特別出演しています。
本人自身がが2017年にラジオ番組『ディス・アメリカン・ライフ』で語ったエピソード「What You DON’t Know」を原作としている『フェアウェル』 の<ルル・ワン>監督の初来日が決定しています
『フェアウェル』では、中国を離れ海外で暮らす親戚一同が帰郷し、末期がんを患う祖母に余命を伝えるかどうか葛藤するさまが描かれています。<オークワフィナ>(31)が祖母を愛してやまない孫娘「ビリー」を演じ、<ツィ・マー>、<ダイアナ・リン>、<チャオ・シュウチェン>らがキャストに名を連ねています。
独立系映画の支援を目的にした非営利組織Film Independentが主催する 「インディペンデントスピリット賞」 では作品賞に輝き、第77回ゴールデングローブ賞のミュージカル /コメディ部門では、<オークワフィナ>が主演女優賞を獲得しています。
自身の体験をもとに脚本を書き上げた、現在36歳の<ルル・ワン>。彼女は3月18日(水)に行われるジャパンプレミア試写会に登壇する予定になっています。
「フェアウェル」は4月10日(金)より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国でロードショー公開されます。
中国・北京生まれ、アメリカ育ちの<ルル・ワン>監督は、クラシック音楽のピアニストから映画監督に転身した経歴を持ちます。『ポスチュマス(原題) / Posthumous』 に続く長編第2弾となった本作は、2019年のサンダンス映画祭ドラマコンペティション部門でプレミア上映。監督は、Variety誌の「2019年に注目すべき監督10人」の一人に選出されるなど、高い評価を獲得しています。
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