『尼僧物語』@NHK-BSプレミアム
10月
5日
永遠の人気女優<オードリー・ヘプバーン>が、実在の<マリー=ルイーズ・アベ(シスター・ルーク)>の半生を演じた、感動のヒューマンドラマです。<オードリー・ヘプバーン>は弱者への救済と慈愛に生涯を捧げる、天使のような尼僧を好演しています。
第二次世界大戦期のベルギーを舞台にした作品です。医師の娘「ガブリエル」恋人と別れ、途上国での医療支援の仕事を志し、コンゴで医療活動を行う修道会の尼僧「シスター・ルーク」となります。長い努力の末、希望がかなってコンゴへの赴任が実現するものの、現地活動中に結核に侵されてしまいます。同じ病院に勤める医師「フォルテュナティ」の熱心な治療のかいあって病状は回復しますが、意に反してベルギーに呼び戻されます。その頃、中立国のベルギーにドイツ軍が侵攻しベルギーは降伏。同胞を助けるための地下活動に加わるために、「ガブリエル」は還俗し尼僧院を出ていきます。
「シスター・ルーク/ガブリエル・バン・デル・マル」に<オードリー・ヘプバーン>、「フォルテュナティ博士」に<ピーター・フィンチ>、「マザー・エマニュエル」に<イーディス・エヴァンス>、「マザー・マチルダ」に<ペギー・アシュクロフト>、「バン・デル・マル博士」に<ディーン・ジャガー>ほかが出演、監督は<フレッド・ジンネマン>が務めています。