大相撲のドキュメンタリー映画『相撲道~サムライを継ぐ者たち~』が、2020年10月30日から公開されます。東京・墨田区のTOHOシネマズ錦糸町で10月30日から、中野区のポレポレ東中野で同月31日で始まり、ほかに全国で順次公開されます。
過去には<初代若乃花>など特定の力士に焦点をあてたドキュメンタリー映画『若ノ花物語 土俵の鬼』(1956年・監督:森永健次郎)はあるものの、大相撲全体をとらえる映画は初めてになるようです。俳優の<遠藤憲一>(59)がナレーションを務めています。
2018年12月から2019年6月の半年間、元大関<豪栄道>(現武隈親方)らが在籍する境川部屋と、前頭<竜電>らが在籍する高田川部屋に密着しています。朝稽古や独特な相撲部屋での日常生活、本場所での激闘などを歴史、文化のさまざまな角度からひもといていきます。
相撲漫画家の<琴剣淳弥>さん(60)もコーディネートプロデューサーとして作品に加わり、劇中画を描き、自身も本編に登場しています。
監督は、『マツコの知らない世界』や『細木数子のズバリ言うわよ!』などの総合演出をはじめ長年テレビの演出家として活躍し、本作が映画初監督作品となる<坂田栄治>(44)が務めています。
<アンジェリーナ・ジョリー>(45)が製作に参加した『原題:The One and Only Ivan』が邦題『ゴリラのアイヴァン』として、2020年9月11日より 「Disney+(ディズニープラス)」 で独占公開されます。その予告編が公開されています。
実話をもとにした世界的ベストセラー小説を、長編映画デビュー作品 『世界一キライなあなたに』 (2016年)の<テア・シャーロック>が映像化しました。主人公は郊外のショッピングモールで観客を喜ばせているゴリラの「アイヴァン」です。ある日、「ルビー」と名付けられた赤ちゃんゾウがやってきたことで、彼はほとんど記憶がないはずのふるさとへの思いに揺さぶられていきます。「アイヴァン」に<サム・ロックウェル>、仲間であるゾウの「ステラ」と犬の「ボブ」に<アンジェリーナ・ジョリー>、<ダニー・デヴィート>がそれぞれ声を当てています。
映像には「アイヴァン」がショーで雄叫びを上げる様子や、観客の前で自身が描いた絵を披露するさまが映し出され、建物の外で、仲間の動物とともに道路を渡って行こうとするシーンも切り取られています。
<ヘレン・ミレン>、<チャカ・カーン>、<マイク・ホワイト>、<ブルックリン・キンバリー・プリンス>、<ロン・ファンチズ>、<フィリッパ・スー>も声のキャストで参加。さらに<レイモン・ロドリゲス>、<アリアナ・グリーンブラット>、<ブライアン・クランストン>も出演しています。
田園風景が広がる田舎町でくすぶる4人の青年がホストクラブ開業を目指して奮闘する姿を描き、2020年1月クールに全国11局で放送されたオリジナルドラマ『田園ボーイズ』の続編となる『劇場版 田園ボーイズ』が、2020年9月4日より公開されます。
場末のガソリンスタンド店員の「シンジ」、町役場の公務員「ヤスオ」、農家の息子「ジロウ」、そしてどこかうさん臭い自称「歌舞伎町No.1ホスト」の「カタオカ」のイケてないイケメン4人組が、周囲を田んぼに囲まれた中にオープンさせたのがホストクラブ「田園」です。
開店はしたものの客のほとんどは近所のおばちゃんたちという状況に困り果てた4人は、駅前でビラ配りをし、出張ホストサービスを始めるなど、営業努力を続けます。そのかいあってか、「アカリ」という若い女性が新規客として訪れ、「シンジ」を気に入って永久指名にしました。さらに、店の近くで撮影をしていた映画に出演している女優の「ミソノ」が来店し、彼女がSNSで「田園」を紹介したことから、店は一躍有名になるります。
「シンジ」役を<有澤樟太郎>、「カタオカ」役を<伊万里有>、「ヤスオ」役を<田中尚輝>と2.5次元舞台を中心に活躍する若手俳優が演じ、映画『岬の兄妹』の<松浦祐也>が「ジロウ」役で出演。監督は『チェリーボーイズ』(2018年)の<西海謙一郎>が務めています。
2020年9月25日に公開を予定していた『キングスマン』シリーズの最新作 『キングスマン:ファースト・エージェント』 が、アメリカ本国での公開延期発表を受け、2021年2月26日に世界同時公開されることが31日、発表されています。
<タロン・エガートン>と<コリン・ファース>の共演でイギリスのスパイ機関の活躍を描いたこれまでの2作品 『キングスマン』 (2014年) と 『キングスマン ゴールデン・サークル』 (2017年)を元に、本作は〈キングスマン〉の誕生秘話に迫り、『ハリー・ポッター』シリーズでポッターの最大の敵「ヴォルデモート」卿を担当した、レイフ・ファインズ>が主人公「オックスフォード」公、<ハリス・ディキンソン>が「コンラッド」を演じています。 監督、脚本、製作はシリーズ全作を手がける<マシュー・ボーン>が務めています。
日本語吹替版 は、「オックスフォード」公を<小澤征悦>、「コンラッド」を<梶裕貴>が担当。また、謎の狂団からロシアに送り込まれた刺客「グリゴリー・ラスプーチン」を、<山路和弘>が声を当てています。
スポーツ大会の会場などでカメラに映された客席のカップルが、カメラに向けてキスをする「キスカム」を題材に描いた恋愛ムービー『キスカム!COME ON,KISS ME AGAIN!』が2020年9月4日より全国で公開されます。
現役女子大生監督として注目される<松本花奈>がメガホンをとり、 『サヨナラまでの30分』 (2020年・監督: 萩原健太郎)や 『屍人荘の殺人』 (2019年・監督:木村ひさし)など話題作への出演が続く<葉山奨之>(24)が主演、<堀田茜>(27)、<八木アリサ>(25)ら若手女優が共演しています。
内気で消極的な「橋口海」は彼女にフラられた上に、勤務先の化粧品会社からは子会社への出向を命じられます。出向先は「恋愛コンサル」という奇妙な会社で、業務内容はキスによって恋人たちの「寄りを戻す」ということでした。
プライベートも仕事も思い通りにいかずに落ち込んでいた「橋口」でしたが、キス魔の社長や勝気な美人カメラマンなど個性的な会社のメンバーたちとの仕事を通じて、次第に前向きになっていきます。そんなある日、元カノの「サヤ」から「恋愛コンサル」に寄りを戻す依頼が持ち込まれます。
長年にわたり日本写真界の第一線で作品を発信し続ける写真家<篠山紀信>が、<Rina>と<Mari>姉妹 と組んだ映像作品『イル・ノワール 黒い島』が、2020年9月4日よりアップリンク吉祥寺にて一週間限定で公開されます。
<篠山紀信>の「digi+KISHIN」シリーズを手がける音楽家<平本正宏>とアートディレクター<宮坂淳>、そして<篠山紀信>により、35分間全編モノクロームで描かれる新たな官能と幻惑の美の世界が展開します。
<ケン・ローチ>84)の監督作 『わたしは、ダニエル・ブレイク』 (2017年)が、日本テレビの「映画天国」8月31日(月)深夜(25:59~27:59)にて地上波放送されます。
第69回カンヌ国際映画祭(2016年5月22日)でパルムドールを受賞した本作は『ジミー、野を駆ける伝説』(2014年)を最後に映画界からの引退を表明していた<ケン・ローチ>が、再びメガホンを取ったヒューマンドラマです。
イギリス北東部で大工として働くも、心臓の病のため仕事を失った59歳の「ダニエル・ブレイク」が、国の援助を受けるため苦闘する中でシングルマザー「ケイティ」とその子供たちと絆を深めていくさまが描かれます。
「ダニエル」に<デイヴ・ジョーンズ>、「ケイティ」に<ヘイリー・スクワイアーズ>らが出演しています。
ドキュメンタリー映画『息子のままで、女子になる(英題『You decide.』)』が、アメリカ・ロサンゼルスで8月30日まで開催中のLos Angeles Diversity Film Festival 2020にてベストドキュメンタリー賞を受賞しています。
本作は、ビューティコンテストへの出場や講演活動を通して注目を集めているトランスジェンダー女性<畑島楓(サリー楓)>(1993年生まれ)に密着したドキュメンタリー映画です。
「自分が活躍することでトランスジェンダー全体の可能性を押し広げたい」と語る彼女の挑戦や学生生活、家族との関係などが映し出されていきます。『沈黙しない春』(2012年)や『選挙フェス!』(2015年)の<杉岡太樹>(40)が、制作、監督、撮影、編集を手がけています。
作家<野中ともそ>(生年不詳)の同名人気小説を映画化し、 『愛唄 約束のナクヒト』 の <清原果耶> (18)が、映画初主演を果たしたファンタジードラマ 『世界でいちばんあかるい屋根』 が、2020年9月4日より全国で公開されます。
14歳の「つばめ」(清原果耶)は、隣人の大学生「浅倉亨」(伊藤健太郎)にひそかに恋心を抱くごく普通の女の子です。両親と3人で幸せな生活を送っているように見えましたが、父と、血の繋がらない母との間に子どもができることを知り、どこか疎外感を感じていました。誰にも話せない思いを抱える彼女にとって、通っている書道教室の屋上は唯一の憩いの場でした。
ある夜、いつものように屋上を訪れた「つばめ」の前に、ド派手な装いの見知らぬ老婆が現れます。その老婆「星ばあ」(桃井かおり)がキックボードに乗って空を飛ぶ姿に驚きながらも、不思議な雰囲気を漂わせる彼女に次第に心を開き、恋や家族の悩みを相談する「つばめ」でした。
監督・脚本は、日本アカデミー賞最優秀作品賞受賞作 『新聞記者』 (2019年)や、<清原果耶>も出演した 『デイアンドナイト』 (2019年)を手がけた<藤井道人>(34)が務めています。
2019年ベルリン国際映画祭コンペティション部門・オープニング作品に選ばれたデンマーク・カナダ・スウェーデン・ドイツ・フランス合作の<ロネ・シェルフィグ>監督(61)の最新作『原題:The Kindness of Strangers』の邦題タイトルが『ニューヨーク 親切なロシア料理店』と決定し、2020年12月より全国で順次公開が決定しています。
監督・脚本・製作総指揮を務めた<ロネ・シェルフィグ>監督は、世界で活躍するデンマーク出身の女性監督。鬼才<ラース・フォン・トリアー>らによって始められたデンマークの映画運動、「ドグマ95」に参加し、『幸せになるためのイタリア語講座』(2000年)を発表。同作でベルリン国際映画祭銀熊賞をはじめ、多くの賞を獲得し、日本でも好評で、世界的に脚光を浴びました。その後、<キャリー・マリガン>主演 『17歳の肖像』 (2009年)では英国アカデミー賞において9部門受賞し、米国アカデミー賞でも3部門ノミネート。<アン・ハサウェイ>主演 『ワン・デイ 23年のラブストーリー』 (2011年)では、日本でも多くの女性から熱烈に支持されました。
最新作となる本作は、憧れのニューヨーク・マンハッタンに無一文で夫から逃げてきた2人の子供をもつ女性「クララ」が、再起を目指す老舗ロシア料理店に集う国籍も異なる、様々なバックグラウンドを持つ人々と巡り会い、本当のやさしさに触れ、自分らしい新たな人生と幸せを見つけていく姿を描く感動の物語です。
『幸せになるためのイタリア語講座』以来となる<ロネ・シェルフィグ>監督が、単独で脚本すべてを担当した待望の作品。キャストには、『ルビー・スパークス』(2012年)の<ゾーイ・カザン>、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡』(2014年)の<アンドレア・ライズボロー>、『預言者』(2009年)の<タハール・ラヒム>、 『スリー・ビルボード』 (2017年)の <ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ>、『ミリオンダラー・ベイビー』(2004年)の<ジェイ・バルチェル>、『ラブ・アクチュアリー』(2003年)の<ビル・ナイ>と世界的名監督の作品に引っ張りだこな国際的なキャストが出演しています。世界的に広がる経済格差による貧困、差別、様々なハラスメント、分断された人と人との絆、寛容さが失われゆく現代を生きる私たちの心に、希望の明かりを灯してくれる作品がいよいよ公開となります。
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