世界で初めて盲ろう者の大学教授となった東京大学先端科学技術研究センター教授<福島智>さんと母<令子>さんの実話を基に描いた『桜色の風が咲く』が、2022年11月4日より公開されます。
関西の町で教師の夫や3人の息子とともに暮らす「令子」でしたが、幼少時に失明した末子の「智」は家族の愛情に包まれて天真爛漫に育ち、東京の盲学校で高校生活を送りますが、18歳の時に聴力も失ってしまいます。
暗闇と無音の世界で孤独にさいなまれる「智」に希望を与えたのは、「令子」が彼との日常から考案した新しいコミュニケーション手段「指点字」でした。母子は勇気を持ってひとつずつ困難を乗り越え、人生の可能性を切り拓いていきます。
<小雪>が母「令子」役で、『信さん・炭坑町のセレナーデ』(2010年11月27日公開・監督:平山秀幸 )以来12年ぶりに映画主演を務め、『朝が来る』(2020年・監督:河瀬直美)の<田中偉登>が青年期の「智」を演じています。監督は、『パーフェクト・レボリューション』の<松本准平>が務めています。
本日深夜<2:15>より、2007年3月3日より公開されました<新海誠>監督の連作アニメーション『秒速5センチメートル』の放送があります。
惹かれ合っていた男女の時間と距離による変化を全3話の短編短編アニメーションで描いています。第1話「桜花抄」では、互いに思いあっていた「貴樹」と「明里」は、小学校卒業と同時に「明里」の引越しで離ればなれになってしまいます。中学生になり、「明里」からの手紙が届いたことをきっかけに、「貴樹」は「明里」に会いにいくことを決意します。
第2話「コスモナウト」では、やがて「貴樹」も中学の半ばで東京から引越し、遠く離れた鹿児島の離島で高校生生活を送っていました。同級生の「花苗」は、ほかの人とはどこか違う「貴樹」をずっと思い続けていました。
第3話「秒速5センチメートル」では、社会人になり、東京でセールスエンジニアとして働く「貴樹」でした。付き合った女性とも心を通わせることができず別れてしまい、やがて会社も辞めてしまいます。季節がめぐり春が訪れると、「貴樹」は道端である女性に気づきます。主題歌には<山崎まさよし>の『One more time, One more chance』が採用されています。
〈第1話「桜花抄」〉「遠野貴樹」に<水橋研二>、「篠原明里」に<近藤好美>、〈第2話「コスモナウト」〉「澄田花苗」に<花村怜美>、〈第3話「秒速5センチメートル」〉「篠原明里」に<尾上綾華>ほかが声を当てています。
今夜<19:00>より「BS12}にて、1995年4月22日より公開されました『勝手にしやがれ!!強奪計画』の放送があります。
本作の後、黒沢監督の『復讐』2部作でも主役を務める<哀川翔>と『ロックよ、静かに流れよ』などの<前田耕陽>が演じる便利屋稼業をしながら気ままな毎日を送る、どこかのんきな2人のチンピラコンビが、思わぬトラブルに巻き込まれてとんだ苦闘を強いられる様子を、兵庫県神戸市出身の<黒沢清>監督が、活動初期の1990年代半ばに手掛けた、2年の短い間に全6作から成る遊戯精神に満ちた軽妙洒脱な演出でコミカルに描写したビデオ用映画第1作です。
「雄次」と「耕作」は、便利屋稼業をしながら毎日をのほほんと生きる2人組でした。ある日、金の取り立てに出掛けてヤクザの返り討ちにあい、けがをした「雄次」は、保育士の「涼子」に助けられ、すっかり彼女にひと目惚れ。だがなんと彼女は、昼は保育士、夜はキャバクラのホステスをしていることが判明し、2人は思わずびっくり仰天。彼女が重病の父親の手術代を稼ぐため、懸命に働いていると知った2人は、彼女のためにひと肌脱ごうとします。
「雄次」役に<哀川翔>、「耕作」役に<前田耕陽>、「涼子」役に<七瀬なつみ>が演じています。
本日深夜<1:35>より「テレビ大坂」にて、2014年イギリス・ロシア合作製作の『原題:Black Sea』が、邦題『ブラック・シー』として2015年8月15日より公開されました作品の放送があります。
海洋サルベージの専門家として、潜水艦で長年働いてきた「ロビンソン」は、突然会社から解雇されてしまいます。路頭に迷っていた「ロビンソン」は、かつての仕事仲間からある情報を得ます。それは第2次大戦時に莫大な金塊を積載したドイツ軍のUボートがグルジア沖の深海にいまだ眠っているというものでした。
「ロビンソン」はその話に乗り、老朽化したロシア製のディーゼル潜水艦を入手し、ロシア人とイギリス人の荒くれ男12人という急ごしらえのメンバーで金塊探しへと向かいますが、潜水艦という密室で、男たちの金塊をめぐる醜い争いが勃発します。
「ロビンソン」に<ジュード・ロウ>、「ダニエルズ」に<スクート・マクネイリー>、「フレイザー」に<ベン・メンデルソーン>、「ブラッキー」に<コンスタンチン・ハベンスキー>、「トビン」に<ボビー・スコフィールド>ほかが出演、監督は<ケビン・マクドナルド>が務めています。
本日<13:00>より「NHK-BSプレミアム」にて、2017年アメリカ製作の『原題:A Dog's Purpose』が、邦題『僕のワンダフル・ライフ』として2017年9月29日より公開されました作品の放送があります。
ゴールデンレトリバーの子犬〈ベイリー〉は、少年「イーサン」に命を救われてからいつも一緒に過ごすようになり、彼と強い絆を育んでいきます。やがて青年に成長した「イーサン」は大学入学で故郷を離れ、〈ベイリー〉は年老いて死を迎えるはずでした。だが、〈ベイリー〉は「イーサン」に会いたい一心で何度も姿を変えて生まれ変わります。
<W・ブルース・キャメロン>のベストセラー小説を、『HACHI 約束の犬』などの<ラッセ・ハルストレム>監督が映像化しました。少年に命を救われたゴールデンレトリバーが、転生を繰り返しながら自分の使命に気付く物語が描かれています。主人公の犬の声を『美女と野獣』や『アナと雪の女王』で「オラフ」の声を演じた<ジョシュ・ギャッド>が担当し、若き日の飼い主を<K・J・アパ>が好演しています。
「10代のハンナ」に<ブリット・ロバートソン>、「10代のイーサン」に<K・J・アパ>、「カルロス」に<ジョン・オーティス>、「大人のハンナ」に<ペギー・リプトン>、「大人のイーサン」に<デニス・クエイド>、「声:ベイリー/バディ/エリー/ティノ」に<ジョシュ・ギャッド>ほかが出演しています。
『脱出』(1972年)・『クィーン アンド カントリー 』 (2014年) などで知られるイギリスの<ジョン・ブアマン>が、1974年アメリカ・イギリス・アイルランド合作製作として、<ショーン・コネリー>を主演に迎えたSF映画『未来惑星ザルドス』が、2022年11月4日より公開されます。
2293年、人類は不老不死の社会を実現しました。永遠の命を持つ特権階級のエターナルズは、荒廃した外界から隔絶された透明ドームの中で優雅な暮らしを送っています。彼らは空飛ぶ巨大神像ザルドスを建立し、それを神と崇める撲滅戦士・エクスターミネーターズを操って、外界で暮らす獣人・ブルータルズの搾取と殺戮を続けていました。
ある日、エクスターミネーターズのリーダーである「ゼッド」(ショーン・コネリー)が、ザルドスの中に身を隠してドーム内に潜入します。
共演は『愛の嵐』の<シャーロット・ランプリング>。<スタンリー・キューブリック>監督がクレジットなしでテクニカルアドバイザーとして協力し、『2001年宇宙の旅』の<ジェフリー・アンスワース>が撮影を手がけています。
『愛がなんだ』・『mellow』・『街の上で』の<今泉力哉>が監督を務め、<稲垣吾郎>(48)を主演として、オリジナル脚本で撮りあげた『窓辺にて』が、2022年11月4日より公開されます。
フリーライターの「市川茂巳」は、編集者である妻「紗衣」が担当している人気若手作家と浮気していることに気づいていましたが、それを妻に言い出すことができずにいました。その一方で、「茂巳」は浮気を知った時に自身の中に芽生えたある感情についても悩んでいました。
そんなある日、文学賞の授賞式で高校生作家「久保留亜」に出会った「市川茂巳」は、彼女の受賞作『ラ・フランス』の内容に惹かれ、その小説にモデルがいるのなら会わせてほしいと話します。
「市川茂巳」の妻「紗衣」を<中村ゆり>、高校生作家「久保留亜」を<玉城ティナ>、市川の友人「有坂正嗣」を<若葉竜也>、有坂の妻「ゆきの」を<志田未来>、紗衣の浮気相手「荒川円」を<佐々木詩音>が演じています。
原子力発電の是非を問う国民投票を描いた『国民の選択』、憲法第九条のあり方を議論した『第九条』など、さまざまな社会問題をテーマに取り上げてきた<宮本正樹>が監督を務め、今度は死刑制度を題材に描いた作品『死刑』が、2022年11月4日より公開されます。
20XX年、世界的な死刑廃止の流れを受けて、日本政府も死刑の是非について本格的な検討を始めることになりました。国民の声を聞くために、まずは世代ごとの諮問委員会が設置され、そのなかで少人数のグループでの話し合いの場が設けられます。
マイナンバーによって無作為に選ばれた30代のグループには、医師や弁護士といった社会的地位がある者からそうでない者まで、さまざまな職業や性別の人々が集まり、彼らは1カ月に1回のディスカッションを通して死刑制度と向き合うことになります。
『特命戦隊ゴーバスターズ』で注目された<馬場良馬>が医師の「山田」役を演じ、舞台『おそ松さん on STAGE』シリーズで主演を務める<高崎翔太>が、「山田」と対峙する産業廃棄物処理場勤務の「鈴木」役を演じ、<あいだあい>、<kat>、<南圭介>が名を連ねています。
今夜<19:00>より「BS12]にて、2002年2月16日より公開されました『助太刀屋助六』の放送があります・
2005年に亡くなられた、<岡本喜八>監督の遺作となった痛快時代劇です。仇討ちの手助けで生計を立てる〈助太刀屋助六〉が、運命のいたずらで仇討ちの当事者になってしまいます。
日本映画界の大御所として活躍、2005年2月に惜しまれつつ他界した<岡本喜八>監督の遺作となった時代劇。<岡本喜八>監督が、かつて<生田大作>のペンネームで創作し、テレビ時代劇として映像化した作品を映画にリメイクしています。助太刀屋なのに人を斬ったことのない無鉄砲な主人公に<真田広之>が扮し快演を見せ、痛快なチャンバラ劇に仕上がっています。
他人の仇討ちに首を突っ込んで報奨金をいただく〈助太刀屋の助六〉は、久々に故郷へ帰った彼は、母の粗末な墓に誰かが花を供えていたことを知ります。思い当たる節もないまま、新たな仇討ちが始まると知って商売っ気を出す「助六」でしたが、すでに助太刀は足りているといいます。がっかりした「助六」は、足を向けたなじみの棺桶屋で、今度は当の仇である「片倉梅太郎」なる男と出会います。仇の割に、彼には悪党らしいところがないと疑問を持つ「助六」でした。
ヒロイン「お仙」役の<鈴木京香>や、「オトメ」役に<岸田今日子>、「片倉梅太郎」役に<仲代達矢>、「棺桶屋」役に<小林桂樹>が共演しています。<岡本喜八>監督の『ジャズ大名』にも参加した<山下洋輔>の音楽も作品の軽妙さを引き出しています。
今夜<18:54>より「BSテレ東」にて、1979年アメリカ製作の『原題:Escape from Alcatraz』が、邦題『アルカトラズからの脱出』として1979年12月15日より公開されました作品の放送があります。
<ドン・シーゲル>監督による脱獄をテーマとした映画です。<J・キャンベル・ブルース>による同名のノン・フィクションを映画化した作品で、1962年にアルカトラズ刑務所で実際に起きた脱獄事件を、<クリント・イーストウッド>主演で描いています。
1960年、厳格な所長のもと、水も漏らさぬ警備態勢がとられていたアルカトラズ島の刑務所に各州の刑務所で脱獄を繰り返した「フランク」が送り込まれてきます。凶悪な囚人を敵に回し、命を狙われながらも、大胆不敵な知能犯「フランク」は意気投合した仲間とともに不可能と謳われた脱獄計画を進めていきます
「フランク・モリス」に<クリント・イーストウッド>、「ウォーデン」に<パトリック・マクグーハン>、「ドク」に<ロバーツ・ブロッサム>、「クラレンス・アングリン」に<ジャック・チボー>、「ジョン・アングリン」に<フレッド・ウォード>、「イングリッシュ」に<ポール・ベンジャミン>、「チャーリー・バッツ」に<ラリー・ハンキン>、「ウルフ」に<ブルース・M・フィッシャー>、「リトマス」に<フランク・ロンジオ>ほかが出演しています。
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