駅までの通勤道に、野生の【キナマコスモス】が群生してさいていますいます。
黄色の鮮やかな花弁ですので、いつも目の保養にと眺めているのですが、見るたびに<ゆらら>さんが笑われた「きばみコスモス」の単語が頭から離れません。
風に揺れている【キバナコスモス】をよく見てますと、ニ色の花弁の色合いが、混合して咲いているのに気が付きました。
黄色とやや橙色なのですが、本当に遠目ですと黄ばんだ花弁の色のようで、あながち「きばみコスモス」も間違いではないかなと、改めて笑っておりました。
いつもの通勤路途中に芙蓉が大きく育ってきていますが、今年一番最初に咲いた「芙蓉の花」を撮りました。
しかも、一輪だけポツリと咲いていましたので、目立ちました。
朝咲いて夕方にはしぼむ<一日花>ですが、蕾の数も多くありますので、これからしばらくは、毎日咲く芙蓉の花で楽しめそうです。
明るい日差しに、映えるように咲いている【スパラキシス・トリカラー】を見つけました。
南アフリカケープ地方原産で、思いつかないですがアヤメ科のお花です。
昨年秋頃、花壇に球根を植えている様子を眺めておりましたが、無事に色とりどりのスパラキシスが満開のようです。
花弁の真ん中の部分が、特徴ある黄色と黒の模様がありますので、一目見て印象に残る花のひとつです。
意味ある模様だと思いますが、自然の世界は本当に不思議なことばかりです。
近所の生け垣のハゴロモジャスミンの蕾が、膨らんできました。
2輪だけが、先発隊として咲きだしています。
紅色の蕾ですが、開花すると白い5弁の花が咲き誇ります。
香り豊かなジャスミンですので、前を通りますと、何とも言えぬ芳香に足が止まりますね。
これからしばらくは、いい匂いで楽しめる通勤道になりそうです。
<立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花>と、女性を形容する言葉として、古く江戸時代から使われています。
最近は【ユリ】だけでなく、どのお花も品種改良されていますので、数多くの種類があり名前を覚えるのもひと苦労です。
さりげなく飾られたプランターの【ユリ】を見て、「えらく背の低いユリだなぁ~」と感じました。
冒頭の言葉が生み出された江戸時代には、茎が長く、白色の花弁の【ユリ】だと思いますが、すらりとした清楚感を感じ取るには、難しい花丈です。
昨夜に続き、<ツバキ(椿)>の話題です。
路地の植え込みで、ひとつの株から二色のツバキの花が仲良く咲いているのを、見つけました。
桜では、白と赤色の花が咲く木が、ご近所にあります。
接ぎ木をすると、二色の花が楽しめるようですね。
絞り模様と真赤な八重咲きの花姿、通り過ぎる人達は眺めることなく、ひっそりと咲いている<ツバキ>たちがかわいそうでした。
路地で見かけた椿の花名を探そうとしましたが、諦めました。
どうやら、<ツバキ(椿)>は園芸品種として900以上あることだけは確かめられました。
絞り模様ですので、案外簡単に分かるかなと思いましたが、いやはやこれは園芸の職人さんでも、判別が付きかねる世界ではないでしょうか。
取りあえず、品種的には『岩根絞り』に近いようです。
「きれいなツバキだなぁ」ですませればいいのですが、名前はなんだろうかと、確かめたくなる性格は直りそうにありません。
< 紅白の 椿の花に 君をみる > ( 安庵 )
神戸は日中はあまり気温が上がらないようですが、お日様が顔を出し穏やかな日和です。
そんな中、明るい日差しに輝く【ウンナンオウバイ(雲南黄梅)】を見つけました。
つる性で、垂れた枝に花が咲き誇っていました。
別名「黄梅モドキ」などと言われていますが、「黄梅」よりも大きな花弁で八重咲きですので、本家よりも見栄えがする花だと思います。
名称そのままに、中国雲南省が原産地です。
名前には「梅」と付いていますが、黄梅共々ウメ科ではなくモクセイ科のお花です。
育てやすいお花ですので、皆さんの周りでも、よく見かけるではないでしょうか。
お花好きのブロガーさんが多いので、いまだアップしていない植物たちを見つけるのは、なかなか難しいです。
路地裏で、きれいに実っている【タマサンゴ(玉珊瑚)】を見つけました。
この時期に活気を与えてくれる赤色の果実ですが、最近はあまり見かけなくなりました。
夏にあまり目立たない白い花を咲かせ、8月から12月にかけて結実してゆきます。
ミニトマトに似た果実ですが、同じくナス科ナス属ですのでよく似ています。
朱色から赤色に変化してゆく様を眺めるのが楽しみの植物ですが、鳥たちには冬場の貴重な餌として狙われる果実でもあります。
秋の穏やかな日差しの中、珍しい八重咲きの<アマリリス>が咲いていました。
長径20センチはある大輪の花弁ですので、とても存在感があり、凛とした気品が漂います。
改良品種でしょうから、正式な品種名は分かりませんが、あまりの見事さに見とれておりました。
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