上場企業の想定レート「1ドル=144円」円高設定
5月
13日
上場企業が業績予想の前提となる為替レートを実勢相場より円高に設定しています。主要企業の2025年3月期の想定レートは平均で「1ドル=約144円」と実勢から約「10円」円高の設定です。
政府・日銀の為替介入とみられる大規模な円買いなどで為替相場が乱高下したことで、先行きへの警戒感を強めているようです。
10日までに想定レートを開示した約230社を日本経済新聞が集計しています。「1ドル=145円台」が、97社と全体の4割を占め最も多くなっています。