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『思いわずらうことなく愉しく生きよ』江國香織(光文社文庫)

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『思いわずらうことなく愉しく生...
なんとなく、『思いわずらうことなく愉しき生きよ』というタイトルが気に入り読み始めたのですが、珍しく途中でギブアップしてしまいました。
江國香織さんの本を読むのは初めてで、どのような作品の系統なのかも知りませんでした。
常時枕元には何冊かの本を置いてあるのですが、新しい本もなくなり、仕方なしにギブアップしたこの文庫本を読み切りました。

ストーリーは、三姉妹の日常の生活が中心なのですが、作品の意図も何が言いたいのかも、最後まで理解できませんでした。
長女は、夫の暴力に耐えながら、離婚することもなく生活を続けています。
二女は、結婚など目的とせず、男と同棲しているのですが、肉体的に合うという会社の男と情事を重ねています。
三女は、高校生の頃からおじさん相手に異性行為にはげみ、声をかけられた男と遊びながら、同級生の夫婦の男を部屋に泊めるという関係を持ち続けています。
おそらく、現代の女性の行動意識を反映して共感するファンが多いのでしょうが、谷崎潤一郎の性の追求や、渡辺淳一のような葛藤は感じられません。

江國ファンには申し訳ないのですが、私には理解出来ない内容でした。
#エッセイ #コラム #本 #詩 #読書

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keimi
keimiさんからコメント
投稿日 2011-04-10 23:41

うたたの好きな作家さんです。

わたしは未だに読破した作品がありません。

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ファルコン
ファルコンさんからコメント
投稿日 2011-04-11 14:43

一作品だけで判断をしてはいけないと思いますので、また適当な作品を読んでみたいと思います。

男性作家の作品の傾向が同じようなものが多いと感じてきていますので、最近は、あまり読んできたことのない女性作家も読むようにしています。

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