ファルコン昆虫記(1158)ニシキリギリス
6月
16日
プランターに植えています、我が家の〈胡瓜〉栽培ですが、保護色の「キリギリス」が長い後ろ脚を伸ばして潜んでいるのを、運よく見つけました。
昨日は夕方に「29.2度」の最高気温を記録した神戸の晴天でしたが、早くもバッタ目キリギリス科キリギリス属【ニシキリギリス】が、顔出しをしていました。
「キリギリス」は、日本では鳴く虫の代表のひとつとしてその名がよく知られており、かつて「キリギリス」の和名で知られたものは東北地方から九州地方まで分布しますが、2000年代以降、それらは少なくとも「ヒガシキリギリス」(青森県〜岡山県)と「ニシキリギリス」(近畿地方〜九州地方)の2種に分けるべきだと考えられています。更に細かく分けられる可能性もあるが未だ結論は出ていません。
成虫の頭から翅端までの長さはおよそ24 –~40ミリほどで、若齢幼虫は全身が緑色で頭部が大きく、生育環境により緑色の個体と褐色の個体があります。