23日、バンダイナムコホールディングス(HD)傘下のバンダイナムコエンターテインメント(東京都港区)は人気ゲーム「ELDEN RING(エルデンリング)」を映画化すると発表しています。米映画会社〈A24〉と共同制作します。監督は、
『シビル・ウォー アメリカ最後の日』の<アレックス・ガーランド>が務めます。
「エルデンリング」は、KADOKAWA傘下のゲーム会社フロム・ソフトウェアと、バンナムグループが共同開発しました。2022年5月の発売以降、世界累計の出荷本数が3000万本を超える人気作品となっています。6月には追加ダウンロードコンテンツなどを収録したソフトをニンテンドースイッチ2向けに発売するほか、5月30日にはスピンオフの新作ゲームも発売されます。
〈A24〉は、2012年に設立された独立系の米映画会社で、2023年・第95回アカデミー賞において
『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』が作品賞・監督賞・主演および助演女優賞・助演男優賞の5部門、
『ザ・ホエール』が主演男優賞をそれぞれ受賞し、同賞において主要6部門を受賞するというインディペンデント系の映画会社としては初の快挙を成し遂げ、2024年第96回にアカデミー国際長編映画賞を受賞した
『関心領域』、2025年・第97回アカデミー賞においては
『ブルータリスト』が主演男優賞・撮影賞・作曲賞を受賞など多くの話題作を手掛けてきました。