ファルコン植物記(2215)【ムラサキセンダイハギ】
5月
18日
【ムラサキセンダイハギ(紫先代萩)】は、北アメリカ原産のマメ科バプティシア属(アメリカセンダイハギ属)の宿根草です。黄色い花の咲く「センダイハギ」に似ていて、紫の花が咲くことが名称の由来です。
花は5月~6月に咲き、地表から伸びた枝先にマメ科特有の形をした青い花を連ねた花房ができ、藤の花が立ち上がって咲いたような姿で開花します。
葉は3出複葉で、卵形から倒披針形の小葉がつきます。また線状披針形の托葉が、短い葉柄の基部に2個つきます。果実は長楕円形の豆果で、青黒色に熟します。