1日のニューヨーク外国為替市場で円相場は3営業日続落し、前日比2円35銭円安・ドル高の「1ドル=145円35〜45銭」で取引を終えています。円の安値は「1ドル=145円73銭」、高値は「1ドル=144円16銭」でした。米長期金利が上昇したうえ、日銀の追加利上げ観測の後退が円売り・ドル買いを誘いました。
米関税政策や米中貿易摩擦を取り巻く不透明感などから低リスク通貨とされる円は前週に昨年9月以来の円高・ドル安水準を付けていました。米政府と貿易相手国の関税交渉進展への期待や米政権の対中姿勢緩和などで「トリプル安」でした米国株や米国債、ドルなど米国資産が全般に持ち直しています。