『オーガスト・マイ・ヘヴン』@<工藤梨穂>監督
1月
30日
商業デビュー作『裸足で鳴らしてみせろ』が国内外から注目を集めた<工藤梨穂>がオリジナル脚本を書いて監督を務め、〈誰かを演じる〉ことによって運命的に交錯する男女3人の旅をみずみずしく描いた『オーガスト・マイ・ヘヴン』が、2025年2月1日より公開されます。
依頼人の親族や恋人、友人を演じて冠婚葬祭などに出席する代理出席屋を生業にする「城野譲」です。行きつけの中華料理屋の店員「三枝南平」は、そんな彼女に恋心を抱いています。8月のある日。代理出席屋の仕事で葬儀場を訪れた「譲」は、夢でみた見知らぬ男「長谷薫」と出会います。
実は「薫」は「南平」の親友で、5年前に失踪していました。再会を喜ぶ「南平」に、「薫」は恩師の葬儀で〈いづみ〉に再会できたと話します。しかしそこに現れたのは、彼らの旧友〈いづみ〉になりすました「譲」でした。喜ぶ「薫」に真実を言いだせない「南平」は、「譲」に〈いづみ〉のふりを続けるよう依頼します。3人はそのまま刹那的な旅に出ます。
『オーファンズ・ブルース』の<村上由規乃>が「城野譲」、『裸足で鳴らしてみせろ』の<諏訪珠理>が「三枝南平」、『PLASTIC』の<藤江琢磨>が「長谷薫」を演じています。シンガーソングライターの<soma>が音楽を担当しています。