4日18:00、観客数4万1570人の東京ドームにて、「巨人ー阪神」1回戦が行なわれ、投打がかみ合った阪神が「7-2」で快勝、連敗を3で止め、今季初の伝統の一戦を先発野手全員安打の13安打で、制しています。
先発の<村上頌樹>は、7回を88球5安打6奪三振1失点(自責点1)の好投で、2番手で1回を三者凡退に仕留めたドラフト1位<伊原陵人>(NTT西日本)も、先頭の代打<オコエ>を直球で空振り三振に仕留めると、<若林>を直球で三ゴロ。好調の<キャベッジ>はスライダーで力のない投ゴロに打ち取っています。
打線は、初回、<近本光司>と<中野拓夢>の連打で好機をつくり、4番の<森下翔太>の犠牲フライで1点を先制。しかし、直後の守りでは、先発の<村上頌樹>が先頭の<若林>に二塁打を許すと、3番の<吉川>にタイムリー二塁打を許して失点。初回から点の取り合いになります。
先に試合を動かしたのは阪神です。「1-1」の3回、先頭の<中野拓夢>が安打で出塁すると、すかさず盗塁で得点圏へ。<佐藤輝明>、<森下翔太>と連続で凡打に終わり2アウトとなりますが、5番の<大山悠輔>がセンターへタイムリーを放ち、勝ち越しに成功。さらに<坂本誠志郎>のタイムリーも飛び出し、巨人のエース<戸郷>から3回までに3点を奪います。
その後、互いにこう着した展開となりますが、試合を動かしたのは再び阪神です。7回、3番手の<堀田>から2つの四球と安打で2アウト満塁の好機をつくり、7番の<木浪聖也>がレフトへ走者一掃の3点タイムリー二塁打を放って6-1」のダメ押しでした。