「1ドル=148円62銭~148円64銭」
3月
17日
17日早朝の東京外国為替市場で、円相場は上昇しています。8時30分時点は「1ドル=148円55〜57銭」と前週末17時時点と比べて17銭の円高・ドル安でしたた。14日発表の米経済指標の結果や米国の関税政策により、米景気の悪化懸念がくすぶっています。このため円買い・ドル売りが先行しています。
ミシガン大学が、14日に発表しました3月の消費者態度指数(速報値)は前月から低下でした。先行きのインフレ予想は前月から上昇し、景気の悪化と物価の上昇が同時に進む状況への警戒感が高まりつつあります。米政府は14日、日本や韓国などからの自動車にも追加関税を課す方針を示しました。世界景気を押し下げるとの見方も広がっています。
円は対ユーロでは下落しています。8時30分時点は「1ユーロ=161円67〜71銭」と、同47銭の円安・ユーロ高でした。ドイツでは14日、財政拡張策を巡り主要与野党が合意しました。独長期金利が上昇し、対円や対ドルでユーロの買いが優勢になっています。