<柚木麻子>の小説『早稲女、女、男』(2012年7月・祥伝社)を、<橋本愛>(29)を主演に迎え、
『さくら』・『三月のライオン』の<矢崎仁司>監督が映画化した
『早乙女カナコの場合は』が、2025年3月14日より公開されます。
自意識過剰で不器用な主人公「カナコ」の10年にわたる恋愛模様を中心に、彼女と周囲の人々が自分を見つめ直していく姿を描いています。
男勝りで過剰な自意識から素直に甘えられない不器用な「早乙女カナコ」は、大学進学と同時に友達と2人暮らしをはじめます。入学式で知り合った演劇サークルで脚本家を目指す「長津田」とそのまま付き合うこととなりました。
就職活動で「カナコ」は念願の大手出版社に就職が決まりますが、3年の付き合いとなった「長津田」は口ばかりで脚本を最後まで書きあげることはなく、大学を卒業する気もなさそうな状態でした。「カナコ」と「長津田」の口ゲンカが絶えない日々が続く中、「カナコ」は内定先の先輩「吉沢」から告白されます。編集者になる夢に向かって着実に進んでいく「カナコ」と「長津田」の生き方に、徐々にすれ違いがうまれていきます。
「カナコ」役を<橋本愛>、「長津田」役を<中川大志>がそれぞれ演じ、<山田杏奈>、<臼田あさ美>、<中村蒼>が共演。また、本作と同じ<柚木麻子>原作の映画
『私にふさわしいホテル』で<のん>が演じた主人公の作家「有森樹李」が登場します。