「1ドル=150円08銭~150円09銭」(3月3日)
3月
3日
3日の東京外国為替市場で、円相場は反発でした。17時時点では前週末の同時点に比べ33銭の円高・ドル安の「1ドル=150円10〜12銭」で推移しています。日米の株高を背景に朝方は円売り・ドル買いが先行しましたが、3日午前の日経平均株価の伸び悩みなどを受けて切り返しました。関税政策などを巡って米国景気の先行き不透明感が根強い点も、円買い・ドル売りにつながっています。
円相場は17時すぎに「1ドル=150円05銭」近辺まで上昇する場面がありました。国内実需筋による円買い・ドル売り観測も円相場を支えています。市場では10時前の中値決済に向けて「若干ドル売りが優勢」でした。
円相場は、朝方には「1ドル=151円02銭」近辺まで下落しています。前週末2月28日の米株高を受けて、3日の東京株式市場では日経平均株価が反発でした。投資家のリスク回避姿勢が和らぐとの見方から「低リスク通貨」とされる円には売りが先行でした。一方で151円台への下落後は円相場の底堅さも意識され、円に対するドル買いの動きは続きませんでした。