ダウ平均株価(12月2日)終値4万4782ドル00セント
12月
3日
2日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は一進一退で始まりました。年末商戦が好調な滑り出しとなったとの見方が株買いにつながっているようです。一方、ダウ平均株価が前週末29日に最高値「4万4910ドル65セント」を付けたあとで、主力株の一角に利益確定目的の売りが出やすく、ダウ平均株価は下落に転じる場面がありました。
市場では、小売業にとって「ブラックフライデー」の週末がうまくいったようだとみられています。マスターカードは11月30日、「ブラックフライデー」での自動車を除く小売売上高が前年比で(3.4%増)だと公表しています。消費が底堅いとの受け止めは投資家心理の支えとなっていますが、短期的な過熱感を意識した売りも出やすくなっています。
30日、<トランプ次期米大統領>は「ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ(BRICS)の新通貨をつくらず、強大なドルに代わるほかの通貨を支持しないと約束するように求める」との考えを示しています。従わなければ、高関税を課すとしました。次期政権の関税政策や対外関係の悪化への警戒は株価の重荷となっています。
ダウ平均株価は、前週末比128ドル65セント(0.29%)安の4万4782ドル00セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価は、前週末比185.78ポイント(0.97%)高の1万9403.95で終え、(11月11日)に付けていました最高値「1万9298.76」を更新しています。
S&P500種株価指数は、前週末比14.74ポイント (0.24%)高の6047.13で終え、(11月29日)に付けていました最高値「6032.38」を更新しています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価は、前週末比185.78ポイント(0.97%)高の1万9403.95で終え、(11月11日)に付けていました最高値「1万9298.76」を更新しています。
S&P500種株価指数は、前週末比14.74ポイント (0.24%)高の6047.13で終え、(11月29日)に付けていました最高値「6032.38」を更新しています。