港町神戸の歴史や震災の記憶を受け継ぐ「モダン建築」の魅力や価値を再発見し、愛着を持ってもらおうと神戸市内を中心に街歩きイベント「神戸モダン建築祭」が、11月22日~24日に開催されます。
期間中、普段は公開していないモダン建築の内部が一般開放されます。2回目となる今年は、神戸市中央区に加え、兵庫区、灘区、東灘区、阪神間エリアに規模を拡大しています。
来年は阪神・淡路大震災から30年という節目の年になるため「復興を遂げながらも歴史を伝える建築物を大切に残してきた神戸の今の姿」を、イベントを通じて全国の人に知ってもらおうと、23の建物が見学できます。
公開される建築物は、1935(昭和10)年に建設された日本初のムスリムモスク「神戸ムスリムモスク」、「中華民国留日神戸華僑総会」や神戸税関の「貴賓室」など。建築物を巡るガイドツアー(要事前申し込み)も予定しており、近代建築の魅力だけでなく、神戸の街並みや歴史を感じることのできる内容となっています。
開催時間は10時~17時。参加費は、オンライン決済=3000円、セブンイレブン店頭支払い=3500円。受付各所でパスポートと引き換えられます。