<宮崎駿>監督(83)が、「マグサイサイ賞」を受賞 しています。
アジアの平和や発展に尽くした個人や団体をたたえ、「アジアのノーベル賞」とも呼ばれる「マグサイサイ賞」に、ことしは平和や環境の問題をテーマに数多くのアニメーション映画を手がけ、海外でも高く評価されている<宮崎駿>監督が選ばれました。
「マグサイサイ賞」は毎年、アジアの平和や発展に尽くした個人や団体に贈られ、「アジアのノーベル賞」とも呼ばれています。これまでに、アフガニスタンで人道支援などに携わった医師の<中村哲>さんなど、あわせて27人の日本人が受賞しています。
31日、フィリピンの首都マニラにある財団は、ことしの受賞者として個人4人と1つの団体を発表し、このうち日本からは数多くのアニメーション映画を手がけ、海外でも高く評価されている<宮崎駿>監督が選ばれています。
宮崎監督について財団は「環境の保護や平和の提唱など、複雑な問題を子どもたちが理解できるよう芸術を駆使した。世界で最も記憶に残り愛されている映画を数多く手がけた」と評価し、そして、「人間のあり方を照らし出すことに取り組んできた模範的な芸術家だ」と称えています。