6日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は4営業日ぶりに反発して始まりました。ダウ平均は前日までの3営業日に2100ドルあまり下げ、6月中旬以来の安値で終えていました。短期的な戻りを期待した買いが先行しています。
5日に米サプライマネジメント協会(ISM)が発表しました7月の非製造業(サービス業)景況感指数が市場予想を上回ったことで米景気後退への過度な懸念がいったん和らいでいます。米長期金利は(3.8%台)と前日終値(3.79%)を上回って推移しています。
6日の東京株式市場では日経平均株価が3217円高と急反発しました。外国為替市場では急激な円高・ドル安が一服し、円が対ドルで「1ドル=146円台」に下落する場面がありました。米景気懸念などをきっかけとしたリスク回避姿勢の広がりには行き過ぎだとみられています。
ただ、米景気や金融政策を巡る不透明感は残り、ダウ平均株価は寄り付き直後には下げる場面もありました。リスク資産の持ち高を手じまう動きが続くことへの警戒感が根強く、相場の上値を抑えているようです。
ダウ平均株価の構成銘柄では6日に発表した四半期決算で1株利益が市場予想を上回ったキャタピラーが高く、ウォルト・ディズニー、マイクロソフトも上昇していますが、アップルが値を下げています。
ダウ平均株価は、前日比294ドル39セント(0.76%)高の3万8997ドル66セントでした。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比166.77ポイント(1.03%)高の1万6366.85でした。
S&P500種株価指数は、前日比53.70ポイント (104.%)高の5240.03でした。
投稿日 2024-08-07 06:12
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2024-08-07 06:24
ワオ!と言っているユーザー