ダウ平均株価(6月28日)終値3万9118ドル86セント
6月
29日
28日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は一進一退で始まった後、上げ幅を広げています。
朝発表の5月の米個人消費支出(PCE)物価指数が市場予想通りの結果となりました。インフレ再加速への懸念が後退し、株式相場を支えています。ただ、前日に四半期決算を発表したナイキが急落し、ダウ平均の重荷となっています。
5月の(PCE)物価指数は前月比の上昇率が横ばいと4月(0.3%)から鈍化し、市場予想と同じでした。エネルギーと食品を除くコア指数も(0.1%)と市場予想通りでした。物価上昇に対する警戒が和らぎ、28日の米債券市場では長期金利が前日終値(4.28%)を下回る水準で推移しています。
取引開始直後にダウ平均は下落する場面が見られ、「ナイキ」が一時(18%)安となり、指数を押し下げています。前日発表の2024年3〜5月期決算で売上高が市場予想を下回りました。併せて2025年5月期通期の減収見通しを示し、業績先行きの不透明感が強まっています。
ダウ平均株価は、前日比45ドル20セント(0.12%)安の3万9118ドル86セントでした。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比126.08ポイント(0.71%)安の1万7732.60でした。
S&P500種株価指数は、前日比22.39ポイント (0.41%)安の5460.48でした。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比126.08ポイント(0.71%)安の1万7732.60でした。
S&P500種株価指数は、前日比22.39ポイント (0.41%)安の5460.48でした。