日経平均株価(5月22日)終値3万8617円10銭
5月
22日
22日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落し、午前終値は前日比227円58銭(0.58%)安の3万8719円35銭でした。
21日の米株式市場ではダウ工業株30種平均株価は小幅に反発でしたが、米半導体株安を受け、東京市場でも値がさの半導体関連が売られました。国内金利の上昇に警戒感が高まると、株式の相対的な割高感が意識されています。
日経平均との連動性が高いとされる主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は下げ、午前の東京市場では東エレクやスクリン、アドテストが下げ、国内金利の上昇が業績の逆風になるとの見方から三井不や住友不といった不動産が売られています。
22日午前の国内債券市場で長期金利の指標となる新発10年物国債利回りが一時(0.985%)と、2013年5月以来11年ぶりの高水準をつけています。一方、金利上昇が業績拡大の追い風になるとみられる銀行や保険など金融株には買いが入るなど、金利動向をにらんだ物色が出ています。
終値続落し、前日比329円83銭(0.85%)安の3万8617円10銭で終えています。