「1ドル=150円33銭」
2月
22日
21日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反落し、前日比30銭円安・ドル高の「1ドル=150円25〜35銭」で取引を終えています。この日の円の安値は「1ドル=150円40銭、高値は「1ドル=149円95銭」でした。
米長期金利が上昇し、日米金利差の拡大を材料に円が売られました。
米長期金利は一時前日比(0.06%)高い(4.33%)に上昇しています。21日に米財務省が実施した20年債入札が「低調」で、長期債の需要の弱さが意識されています。
米連邦準備理事会(FRB)が公表しました1月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨ではほとんどの参加者が「早すぎる段階で金融緩和に動くことのリスクを指摘」しており、利下げに対する(FRB)の慎重な姿勢が改めて確認されています。
ただ、前週までに発表されました1月の米雇用統計や同米消費者物価指数(CPI)などが市場予想を上回り、すでに市場では年前半の利下げ観測が後退しています。