『落下の解剖学』@<ジュスティーヌ・トリエ>監督
2月
17日
これが長編4作目となりますフランスの<ジュスティーヌ・トリエ>が監督を務め、2023年年・第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で最高賞のパルムドールを受賞した『落下の解剖学』が、2024年2月23日より公開されます。
視覚障がいをもつ少年以外は誰も居合わせていなかった雪山の山荘で起きた転落事故を引き金に、死亡した夫と夫殺しの疑惑をかけられた妻のあいだの秘密や嘘が暴かれていき、登場人物の数だけ真実が表れていく様を描いています。
人里離れた雪山の山荘で、視覚障がいをもつ11歳の少年が血を流して倒れていた父親を発見し、悲鳴を聞いた母親が救助を要請しますが、父親はすでに息絶えていました。当初は転落死と思われましたが、その死には不審な点も多く、前日に夫婦ゲンカをしていたことなどから、妻であるベストセラー作家の「サンドラ」に夫殺しの疑いがかけられていきます。息子に対して必死に自らの無罪を主張する「サンドラ」でしたが、事件の真相が明らかになっていくなかで、仲むつまじいと思われていた家族像とは裏腹の、夫婦のあいだに隠された秘密や嘘が露わになっていきます。
女性監督による史上3作目のカンヌ国際映画祭パルムドール受賞作品で、主人公「サンドラ」役は『さようなら、トニー・エルドマン』などのドイツ出身の<サンドラ・ヒュラー>が演じています。第96回アカデミー賞でも作品賞、監督賞、脚本賞、主演女優賞、編集賞の5部門にノミネートされた作品です。
投稿日 2024-02-17 19:43
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2024-02-17 19:45
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