『新・座頭市物語』@BS12トゥエルビ
1月
16日
今夜<20:00>より「BS12トゥエルビ」にて、「座頭市」シリーズの第3作めとして、1963年3月15日より公開されました『新・座頭市物語』の放送があります。
「座頭市」は数年振りで故郷笠間へ足を向けた途中、鬼怒川の湯治場に寄った「市」を追いかけて来たのは、かつて彼に斬られた関宿の勘兵衛の弟「安彦」の「島吉」と乾分たちでしたが、斬合いのさなかに来合せた「市」の剣の師匠「伴野弥十郎」が仲に入って、「市」を下館の家へ伴れ帰えります。「弥十郎」の妹「弥生」は、足が不自由なため縁談が度々こわれていましたが、「市」には優しくせっしていました。
そんな頃、「奥村紀之介」をはじめとする水戸天狗党の落武者数名が下館の宗源寺まで落ちのびて来ますが、逃亡の旅費に窮してむかしなじみの「弥十郎」を頼って来ます。そこで「弥十郎」は「紀之介」から金策の手段として強盗の手引きを頼まれます。「弥十郎」は、この頼みに悪計を考え出し、門弟たちに座頭市の居合を披露させると皆を集めます。
「座頭市」に<勝新太郎>、「弥生」に<坪内ミキ子>、「おきぬ」に<真城千都世>、「お新」に<近藤美恵子>、「安彦の島吉」に<須賀不二男>、「伴野弥十郎」に<河津清三郎>、「お茂」に<武智豊子>、ほかが出演、監督は<田中徳三>が務めています。