『脱・東京芸人』@<安達澄子>監督
12月
20日
「山形県住みます芸人」として活動する吉本興業のお笑いコンビ「ソラシド」(本坊元児・水口靖一郎)の<本坊元児>(45)による著書『脱・東京芸人 都会を捨てて見えてきたもの』(2022年4月23日・大和書房)をもとに撮影したドキュメンタリー『脱・東京芸人』が、2023年12月23日より公開されます。
大阪で10年、東京で8年活動を続けるも売れることがなかった<ソラシド本坊>は、2018年秋に山形県に移住し「山形県住みます芸人」として活動を始めます。当初はテレビやイベントの仕事が舞い込み順調かと思われていましたが、2020年のコロナ禍をきっかけに仕事は激減し、アルバイトも打ち切られてしまいます。
生きるために自給自足しようと考えた<本坊>は、趣味の三線を通じて知り合った地元住民<茂さん>から、西川町にある畑つきの古民家を月100円の家賃で借りて独学で農業に挑戦することになります。
<本坊>のYouTube映像や、BSよしもとの番組『チーキーズ a GoGo!』で密着した映像、さらにリアルな私生活の様子など、原作本では描き切れなかった1000日間の記録を通し、お笑いと農業に向き合いながら小さな幸せを見つけていく<本坊>の姿を映し出しています。