「1ドル=142円03銭」
12月
15日
15日午前の東京外国為替市場で円相場は小幅に下落しています。12時時点は「1ドル=142円06〜07銭」と前日17時時点と比べて6銭の円安・ドル高でした。
円は前日に急伸して7月末以来の高値を付けており、その反動から週末を前に目先の利益を確定する売りが出ていますが、米長期金利の低下により円買いも入って強含む場面もありました。
9時40分ごろには「1ドル=142円46銭近辺まで下げました。国内輸入企業など実需筋による円売り・ドル買い観測が円相場を下押ししたようです。
円は前日17時時点に比べ上昇する場面もでています。米連邦準備理事会(FRB)が2024年に3回の利下げ予想を示し、米国の早期利下げ観測の高まりから米長期金利は14日に一時(3.9%)を下回り、7月以来の低水準を付けました。米長期金利の下げ止まりが確認できないうちは、積極的な円売り・ドル買いは見込みにくいと思われます。