『ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人』@<マイウェン>監督
12月
7日
18世紀の世紀のフランスを舞台とする本作は、59年間にわたりフランス国王に在位した<ルイ15世>の最後の公妾(公式の愛人)となった〈デュ・バリー夫人〉こと<ジャンヌ・デュ・バリー>の波乱に満ちた生涯を描いています。
貧しく娼婦同然の生活を送っていた「ジャンヌ」は、類まれなる美貌と知性で貴族の男たちを虜にし、社交界の階段を駆け上がります。ヴェルサイユ宮殿に足を踏み入れた彼女は「ルイ15世」の公妾となりますが、労働階級の庶民が国王の愛人となるのは宮殿のタブーでした。
<ジョニー・デップ>が〈最愛王〉の異名を持つ「ルイ15世」を、自身初の全編フランス語で演じています。「ジャンヌ」は『パリ警視庁:未成年保護特別部隊』・『モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由』で知られる<マイウェン(マイウェン・ル・ベスコ)>が演じています。彼女は自ら監督を務め、脚本の制作にも参加しています。ほかキャストに<バンジャマン・ラヴェルネ>、<ピエール・リシャール> 、<メルヴィル・プポー>、<パスカル・グレゴリー>が名を連ねています。
なお本作は第76回カンヌ国際映画祭のオープニング作品に選出され、本国フランスでは興行収入約10億円を突破するヒットを記録。「シャネル」が本作のためにデザインした衣装を提供し、ヴェルサイユ宮殿にて大規模な撮影を行っています。