神戸：ファルコンの散歩メモ

SNSを中心に話題を集めた＜汐見夏衛＞の同名ベストセラー小説を映画化し、戦時中の日本にタイムスリップした現代の女子高生と特攻隊員の青年の切ない恋の行方を描いた『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』が、第二次世界大戦において日本海軍が、アメリカ合衆国のハワイ準州オアフ島真珠湾にあったアメリカ海軍の太平洋艦隊と基地に対して行った「真珠湾攻撃」の１２月８日に合わせて公開されます。

親にも学校にも不満を抱える高校生の「加納百合」は、進路をめぐって母親とケンカになり、家を飛び出して近所の防空壕跡で一夜を過ごします。翌朝、「百合」が目を覚ますと、そこは１９４５年６月の日本でした。

通りがかりの青年「佐久間彰」に助けられ、軍の指定食堂に連れて行かれた「百合」は、そこで女将の「ツル」や勤労学生の「千代」、彰と同じ隊の「石丸」、「板倉」、「寺岡」、「加藤」らと出会います。「彰」の誠実さや優しさにひかれていく「百合」でしたが、彼は特攻隊員で、間もなく命懸けで出撃する運命でした。

ＮＨＫ連続テレビ小説『舞いあがれ！』（２０２２年）の＜福原遥＞が「百合」役、『死刑にいたる病』の＜水上恒司＞が「彰」役で主演を務め、「ツル」に＜松坂慶子＞、「千代」に＜出口夏希＞、「石丸」に＜伊藤健太郎＞, 「板倉」に＜嶋崎斗亜＞,「寺岡」に＜ 上川周作＞,「加藤」に＜ 小野塚勇人＞が演じ、『光を追いかけて』の＜成田洋一＞が監督を務め、＜福山雅治＞が主題歌を担当しています。