『一月の声に歓びを刻め』@<三島有紀子>監督
10月
18日
『一月の声に歓びを刻め』は、<三島有紀子>が47年間向き合い続ける〈ある事件〉を元に、自主映画から製作をスタートしたオリジナル企画です。
北海道・洞爺湖の中島、東京・伊豆諸島の八丈島、大阪の堂島を舞台に、ストーリーの重要な存在として登場する〈れいこ〉をめぐる心の葛藤が描かれます。「船でゆく者」・「船を待つ者」・「船で来る者」と〈方舟〉をテーマに、それぞれ心に傷を負う3人のもと、3つのストーリーが交錯。別々の〈島〉で進行するストーリーがある共通項で交わったとき、驚きの事実があらわになります。
愛する恋人とどうしてもセックスができない女性を<前田敦子>、洞爺湖近くに1人で暮らすトランスジェンダーの「マキ」を<カルーセル麻紀>、男手ひとつで育てた娘が妊娠して帰省し、突然の出来事に戸惑う父親を<哀川翔>が演じています。