ダウ平均株価(9月28日)@終値3万3666ドル34セント
9月
29日
米長期金利は28日朝に一時前日比(0.07%)高く債券価格は安くなる(4.68%)と、2007年10月以来の高水準を付けています。米原油先物相場は27日夜に「1バレル=95ドル台」と期近物として昨年8月以来の高値を付けました。28日朝は上昇が一服しているものの、需給の引き締まり観測が根強く、原油価格の先高観が懸念されています。インフレ抑制に向けた米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めが長期化するとの見方が高まっています。
朝方発表の週間の米新規失業保険申請件数は20万4000件と前週から増えまったが、市場予想(21万4000件)を下回っています。労働市場は依然として底堅いと受け止められています。2023年4~6月期の米実質国内総生産(GDP)確定値は前期比年率(2.1%増)と改定値から変わらず、市場予想(2.2%増)を下回りました。
終値は3営業日ぶりに反発し、前日比116ドル07セント(0・35%)高の3万3666ドル34セントセントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は続伸し、前日比108.428ポイント(0.83%)高の1万3201.277でした。S&P500種は、前日比25.19 (0.59%)高の4299.70でした。