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- ダウ平均株価(8月30日)@終値3万4890ドル24セント
30日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は4営業日続伸して始まりました。朝発表の米経済指標が労働市場の過熱感の緩和を示しました。米連邦準備理事会(FRB)による追加利上げ観測が一段と後退し、株買いを誘っています。ダウ平均の上げ幅は一時100ドルを超え「3万5025ドル57セント」の高値を付ける場面がありました。
8月のADP全米雇用リポートでは非農業部門の雇用者数が前月比17万7000人増と、市場予想(20万人増)を下回っています。前日発表されましたた7月の米雇用動態調査(JOLTS)に続き、労働需給の軟化を示す内容と受け止められています。
2023年4~6月期の実質国内総生産(GDP、改定値)は前期比年率(2.1%増)と、速報値(2.4%増)から下方修正されています。米経済の成長が鈍っていることを背景に(FRB)による金融引き締めの長期化観測が後退。米債券市場で長期金利が低下しているのも株式相場の支えとなりました。
買いが一巡した後はダウ平均株価が下落に転じています。持ち高調整や利益確定の売りに押され、31日には7月の米個人消費支出(PCE)、9月1日には8月の雇用統計の発表が控えています。いずれも(FRB)が重視する経済指標とあって、内容を見極めたいとの雰囲気が出ています。
終値4営業日続伸し、前日比37ドル57セント(0.11%)高の3万4890ドル24セントで終えています。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は4日続伸し、前日比75.554ポイント(0.54%)高の1万4019.311でした。
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