成虫になる「蝶」や「蛾」がいるということは、完全変態ですので、幼虫段階があります。
鳥などから狙われても、躊躇させるような毛と配色が特徴的なチョウ目(鱗翅目)ドクガ科 マイマイガ属 の【マイマイガ(舞舞蛾)】の幼虫がいました。時期的に各種幼虫との遭遇は遅いように思えますが、猛暑日等の気温との関連があるのかもしれません。
幼虫は典型的な毛虫で、頭部には1対の縦長の黒斑があり、目玉のように見えます。背面には目立つ二列の点が並んでいます。この点の色は個体にもよりますが頭寄りの5対のみ青、それ以降の6対は赤くなるものが多いようです。成長すると体長60ミリほどになります。
幼虫には1齢幼虫にのみ毒針毛があり触れると皮膚炎を引き起こします。「卵」、「2齢以降の幼虫」、「繭」、「成虫」には毒針毛はありません。
成虫は、性的二形が顕著で、オスは茶褐色、メスは白い色をしています。大きさも異なりオスは体長20ミリから50ミリ程度、メスは50ミリから大きな個体では100ミリほどにもなります。
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