ファルコン昆虫記(1023)ブルーサルビアに【ヤマトシジミ】(38)
8月
14日
シソ科サルビア属【サルビア・ファリナセア】は〈ブルーサルビア〉とも呼ばれる青い花がきれいな植物で、北アメリカおよび中央アメリカが原産の多年草ですが、寒さに弱いので日本の気候では冬越しはできない1年草扱いです。
サルビアだけで見ると世界中に数百種類という数が存在します。よく見かける赤いものは「スプレンデンス」という品種。ブルーセージもサルビアの仲間ですので品種のひとつと数えられます。
花弁には白色のスポットが入り、スポットは花蜜標識として、蝶々や花蜂を引き寄せる働きがあります。そのため、開花期間中は蜜を求めて花の周りを花蜂や蝶々がよく飛び回っていますので、昆虫撮影には楽しみがある花たちです。