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- ファルコン昆虫記(1023)ブルーサルビアに【ヤマトシジミ】(38)
昨日のきれいな赤紫色の翅のチョウ目(鱗翅目)ツトガ科ノメイガ亜科の【アメリカピンクノメイガ】の幼虫の食草がシソ科とのことで、再会を期待してプランターに植えられていますサルビア類を眺めておりましたら、今度はチョウ目・シジミチョウ科・ヒメシジミ亜科の【ヤマトシジミ】が吸蜜に訪れ、花の中心部に頭から突っ込んで、横向きに姿勢を保持しています。
シソ科サルビア属【サルビア・ファリナセア】は〈ブルーサルビア〉とも呼ばれる青い花がきれいな植物で、北アメリカおよび中央アメリカが原産の多年草ですが、寒さに弱いので日本の気候では冬越しはできない1年草扱いです。
サルビアだけで見ると世界中に数百種類という数が存在します。よく見かける赤いものは「スプレンデンス」という品種。ブルーセージもサルビアの仲間ですので品種のひとつと数えられます。
花弁には白色のスポットが入り、スポットは花蜜標識として、蝶々や花蜂を引き寄せる働きがあります。そのため、開花期間中は蜜を求めて花の周りを花蜂や蝶々がよく飛び回っていますので、昆虫撮影には楽しみがある花たちです。
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