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- ダウ平均株価(4月11日)@終値3万3684ドル79セント
11日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は小幅に4営業日続伸して始まりました。景気敏感株の上昇が続き、ダウ平均を支えています。一方、ハイテク株の一角が売られ、相場の上値を抑えました。
今週には、12日に3月の米消費者物価指数(CPI)、13日に米卸売物価指数(PPI)、14日に米小売売上高が発表されます。インフレや消費の動向を見極め、米連邦準備理事会(FRB)の利上げ停止時期や利下げ転換時期などの動向を見るうえで注目されており、物価指標や大手銀の決算を見極めたいとの様子見姿勢から、売り買いともに限られています。
前週末の雇用統計を受けて過度の景気懸念が和らいでおり、景気敏感株への買いが続いているようです。ダウ平均銘柄では航空機のボーイングや建機のキャタピラーが上昇。クレジットカードのビザや映画・娯楽のウォルト・ディズニーなど消費関連も高く、一方、ソフトウエアのマイクロソフトや顧客情報管理のセールスフォースが下げています。
終値は4日続伸し、前日比98ドル27セント(0.3%)高の3万3684ドル79セントで終えています。
ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は続落した。前日比52.478ポイント(0.4%)安の1万2031.877でした。S&P500種は、前日比0.17ポイント (0.0041%)安の4108.94でした。
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