ダウ平均株価(1月26日)@終値3万3949ドル41セント
1月
27日
朝方発表の2022年10~12月期の米実質国内総生産(GDP)が市場予想を上回り、米景気懸念が和らいでいます。25日夕に決算を発表した電気自動車のテスラが、決算を受けてEV需要の鈍化懸念が後退し(11%高)と大幅上昇し、ハイテク株が全般に値を上げています。
(GDP)は前期比年率(2.9%増)と市場予想(2.8%増)を上回りました。2022年7~9月期からは減速したものの、米景気の底堅い成長が続いたことを示しています。朝方発表の週間の米新規失業保険申請件数は市場予想を下回りました。米連邦準備理事会(FRB)が利上げ停止に向けた議論を始めるとの観測も引き続き好材料とみられているようです。
終値は、前日比205ドル57セント(0.6%)高の3万3949ドル41セントで終えています。
ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は3日ぶりに反発しています。前日比199.056ポイント(1.8%)高の1万1512.413でした。S&P500種は、前日比44.21ポイント(1.10%)高の4060.43でした。